水族館で人物撮影にスポットを当ててみる
週末にすみだ水族館へ遊びに行ってきました。午前中で比較的空いていて、割と自由に見て回れる時間帯だったということもあり、子供連れでもゆったり見ることができました。今回は息子くんも起きていたので、息子くんの写真を撮りながら水族館で人物の撮影をするにはどうすればいいのか、ということをちょっと考えてみました。家族やカップルで水族館へ遊びにいったときに、印象的な写真が撮れるといいですよね。
まずは暗い照明と水槽の明るさを活かして定番のシルエットで撮影です。大きな水槽の前で撮りやすい写真ですね。家族の写真というよりは、水族館の雰囲気を写そうとするときに撮りやすい写真だと思います。広角レンズで大きな水槽の前にいる人をシルエットで切り取ると印象的な1枚になりそう。
水槽の明かりをレフ板代わりに
水族館の展示スペースは薄暗くて撮影の難易度が高いシチュエーション。もちろんフラッシュも使えません。そんな暗い水族館の中で、明るいのは水槽。ということで、水槽を覗き込んでいるところを狙ってみます。
水槽のライトがいい感じに顔を明るくしてくれるのと、目にキャッチライトが入って人物撮影的には美味しい状態になってくれました。夜の街中のポートレートで自販機や店頭のディスプレイの明かりを活かして撮影するのと似ているのかもしれません。まぁ、あまり水族館でポートレート撮影する機会もありませんが・・・デートで彼女を可愛く撮るには使えるテクニックかも。
水槽を覗き込むと水槽に顔が写って鏡写しみたいになりますね。ここに魚が入ってくれれば水族館らしい写真になりますが、角度的にもなかなか難しい。。
すみだ水族館のチンアナゴの水槽の照明は他に比べて明るめなので、近くに寄れば顔も明るくなりました。 息子くんの目にチンアナゴのニョロニョロ感はどのように写ったのでしょうか。もう少し大きくなったらリアクションも変わってくるかもしれませんね。
お次は蜷川実花の写真とクラゲがコラボレーションした「クラゲ万華鏡トンネル」へ。ここは通路の照明が一段と暗く、撮影には水槽の明るさが頼り。クラゲと一緒に撮るのも難しいですね。
スマホに写った画を撮るのも面白いアイディア。
大水槽は記念撮影しやすいポイント
すみだ水族館の中でも一際大きい、東京・小笠原の海をテーマとした「東京大水槽」。広々として明るく、魚もゆっくり泳いでいるのでいわゆる水族館らしい写真が撮れますね。記念撮影的な写真を撮るには大水槽の前が良さそう。
泳ぐペンギンとのツーショットは難易度高い?
毎回思いますが水槽を泳ぐペンギンと人を一緒に撮影するのは難しい。。プールの中のペンギンとツーショットを撮るならスマホのカメラで撮るほうがカンタンかもしれません。
すみだ水族館で人とペンギンを一緒に撮るなら陸地に上がったペンギンをスロープから狙うのがいいのかな。これは今度試してみます。
水族館は暗くて静かなので、息子くんはすっかりいい気分で寝てしまいました。年間パスポートを買っているので、また遊びに来よう。もう少し大きくなったら、魚やペンギンを認識して、もっと楽しめるようになるかな。
帰る前にもう一度大水槽を覗いてみると、外国から来られた親子が魚を観察していました。
ここはすみだ水族館の中でも「水族館らしい」記念撮影ができる場所だと思います。
水族館で人の写真を撮るのも楽しいです
いつもはすみだ水族館ではペンギンばかり撮っていたのですが、今回は人物を中心に撮影してみました。水槽の明かりを頼りに人物の撮影をするのは狙い通りでしたが、人物と生物を一緒に撮影するのは難易度が高いですね。人物×生物の写真が撮りやすいのはどこか、引き続き調査していきたいと思います。
水族館に行ったら魚の写真も撮りたいですよね