北千住の裏路地にある古民家酒場「萌蔵」へ
ゲストをお招きした北千住の会、イタリアンに続いては日本酒を飲もう!というリクエストに選んだお店は「萌蔵」さん。北千住でも日本酒の品揃えに定評のあるお店ということで、2軒めにチョイスしてみました。
以前ランチで立ち寄った「わかば堂」の姉妹店で、お店も北千住の飲み屋街「ときわ通り」から一本路地に入った場所にある、わかば堂の並びにあります。
北千住でも特に女性人気の高い隠れ家カフェ「わかば堂」さんの並び。飲み屋通りから一本外れて、ゆったりとした空気の流れる一角です。
古民家をリノベーションしたあたたかみのある内装
お店に到着すると2階の席に案内されました。古民家らしいちょっと急な階段で2階へ上がると、築70年の古民家を改装したと聞く通り、あたたかみのある内装がお出迎え。古民家らしい漆喰の壁に板張りの床、味のある座布団に座ってちょっと一杯。2階全体で15人から20人ほど入ればいっぱいになるくらいの大きさ。こじんまりと飲める、いい雰囲気ですね。窓際はテーブルと椅子の席で、こちらもちょっとした個室気分で食事とお酒を楽しむことができます。
日本酒がウリのお店ですが、まずはビールを・・・提供されるのはキリン「ハートランド」で、樽生も瓶も用意されています。 飲みごたえと飲みやすさが共存したハートランドのジョッキを傾けて2次会のスタートです。ずんぐりむっくりなハートランドのジョッキ、好きです。
お通しは新鮮なお刺身。ぷりぷりの身のお刺身はお酒が進みますね。
日本酒に合うおつまみといえば、勝手なイメージですが「ホタルイカの沖漬け」。萌蔵さんにもありました。塩気のある味付けがお酒を呼び込みます。ついついお酒が進んでしまう一品・・・
普段はあまり日本酒を飲まない私ですが、楽しく美味しくお酒を飲もうという北千住の会、飲まないわけにはいきません。山形は冨士酒造の「栄光冨士 森のくまさん」を注文しました。熊本城復興祈念として販売されている日本酒で、熊本米「森のくまさん米」を使用した一本。
日本酒の味を正しくお伝えする語彙力がないのが大変申し訳ないのですが、フルーティでキレのある、辛口の白ワインのような味わい。これまで敬遠してきた日本酒ですが、じっくりと飲んで味わう機会を作りたいな、と思わせてくれる一杯。
江戸切子のグラスで提供された日本酒を、古民家のあたたかな雰囲気の中で飲む。日常の中の非日常というか、北千住でこういう経験ができるなんて。まだまだ知らない北千住がたくさんありますね。
萌蔵さんには利き酒師(唎酒師)の店員さんがいて、定番から限定の一杯まで、常時10~15種類の日本酒を提供しているとのこと。利き酒師は日本酒の特徴や料理とのマリアージュなどについても学んでいる資格なので、日本酒好きの方にはもちろん、あまり日本酒に詳しくない方にとっても嬉しい存在ですよね。
古民家で日本酒を堪能できる「萌蔵」
今回は北千住の隠れ家的居酒屋「萌蔵」さんで日本酒をたしなんでみました。お店の雰囲気もよく、ゲストをお連れしても喜んでもらえそうです。料理とお酒を楽しみながらゆったりとした時間が過ごせるお店です。