名古屋・モード学園スパイラルタワーズがカッコいい
名古屋の街に建つ、ひときわ目立つデザインのビルをご存知でしょうか。天に向かってらせんを描くようなビルは、「名古屋モード学園」「HAL名古屋」「名古屋医専」の校舎となっている、モード学園スパイラルタワーズです。
2008年に竣工したこのスパイラルタワーズ、高さは地上170メートルで高層ビルが立て続けに建設されている名古屋駅周辺では群を抜いて高い、というビルではありませんが、そのデザインの美しさは際立っているといえます。その特徴的なデザインは「ドレスをまとっている」と評されていたりとか。大きな3つのパーツがらせんを描きながら天に向かっていくデザインは、入居している3つの専門学校をイメージしているそうですね。
3 つのヴォリュームからなるスパイラル状のデザインは、3 つの学校 (名古屋モード学園、HAL 名古屋、名古屋医専) の学生のエネルギーが、 絡まり合いながら上昇し、社会へ羽ばたいていく様を表しています。
(日建設計 ホームページより抜粋)
東京・新宿にも東京モード学園・首都医校の校舎「モード学園コクーンタワー」があります。このコクーンタワーもなかなか個性的なビルですよね。
そんなことで名古屋の中でもひときわ目立つビルであるスパイラルタワーズ、名古屋に行った際はついつい写真を撮ってしまう存在なのです。
街の中から見てもカッコいい
モード学園スパイラルタワーズは名古屋駅近くの場所にあります。名古屋の街を歩いていると、ビルとビルの間から姿を見せるスパイラルタワーズ。夏の空をバックに1枚。ビルが多い中でも、ダントツの存在感です。
こちらは那古野の五差路から見えたスパイラルタワーズ。駅前の繁華街の通りの先に見えるスパイラルタワーズの凛々しさに思わずシャッターを切ってしまいました。
冬の西日を浴びて、ガラス面が黄金に輝く姿はため息がもれる美しさ。
夜になれば青くライトアップされ、賑やかな繁華街の明かりとは対照的な落ち着いた姿を見せてくれます。
なんというか、大通りや路地からスパイラルタワーズが見えると嬉しかったり、ホッとしたりする感覚があるんですよね。いつもそこにあるカッコいいビルがここでも見えた、みたいな。浅草とか曳舟とか、下町の路地からニョキッとしたスカイツリーが見えるのと同じ感覚。
高いところから見てもカッコいい
街の中から見上げるだけでなく、スパイラルタワーズは同じくらいの高さから見ても美しい。高いところから見るとビルの足元、ドレスのすそが広がっているようになっているのが見えるのもいいですよね。
ここはJRゲートタワー15階にあるスターバックス、通称「日本で一番高いスタバ」です。スタバなう的な写真を撮ってみましたが、背景のスパイラルタワーズの存在感が光りますね。
スパイラルタワーズは高さ170メートル。現在では名古屋駅前に地上200メートル級のビルが何棟も建っているので、スパイラルタワーズは特別ずば抜けて背の高いビルというわけではありません。それでも、シルエットには独特の存在感があります。
名古屋テレビ塔の展望デッキから夕暮れを撮影していたときの一枚。中央に見えるスパイラルタワーズのシルエットはちょっと自由の女神っぽく見えたり・・・しませんか?
離れたところからもついつい探してしまうスパイラルタワーズなのです。
近くから見上げてもカッコいい
もちろん、スパイラルタワーズは近くから見上げてもカッコいいのです。夕日を背にしてシルエットっぽく写っています。らせんを描いているパネルの先端の美しさはシルエットになってより一層際立っている感じ。
モノクロで現像してみてもカッコいい。いやー、せっかくのステキな建築物。もっと美しく撮れるように写真の腕を上げたいですねぇ。
ひと目でわかる美しさ・ユニークさをもっと愛でたい
名古屋の街でも抜群の存在感を誇る、モード学園スパイラルタワーズをいろいろな角度から撮ってみました。普通のビルと比べると変わった形をしていますが、変ではなくてユニークで美しいものだなぁ、と改めて感じます。
名古屋だけでなく、東京や大阪など大都市を中心に再開発が進んでいます。再開発で高層ビルがバンバン建てられていたりしますが、美しさ・ユニークさという点ではモード学園スパイラルタワーズが図抜けていると思います。もちろん、ビルの活用度合いや利便性という点も大事ですが、街にインパクトを与えてくれるビルの存在っていうのも注目されてもいいんじゃないかな、なんて思ったり。
引き続き、名古屋の街で存在感を放つモード学園スパイラルタワーズを撮り続けてみようと思います。