埼玉県にある「東武動物公園」でひたすら動物たちの写真を撮ってきました。
ここ最近なかなか写真を撮る時間が作れず、さらにカメラを持って出かけても何も撮れずに帰ってくることも...スランプというとおこがましいですが、とにかく写真が撮れない。
「こうなったら主役・主題がたくさんいる場所に行くしかない」と、今回は動物園に行くことにしたのでした。
東武伊勢崎線沿線で育った民にとって、動物園といえば東武動物公園。小学生時代の遠足、学友たちと初めての遠出で遊びに行った場所、スーパープールで波にのまれたあの夏etc...と、なんやかんやよく遊びに行く場所でした。成人してから行く機会は減ったものの、結婚して子どもが誕生してからは保育園の遠足で訪れることになったりして、なにかと縁のある動物園です。
開園は1981年で、園内にはところどころレトロなものが残っています。昔乗った気がする...!
最近は人気コンテンツとのコラボ企画を頻繁に行っていて、キャラクターが東武動物公園に遊びに来ているかのようなシーンを見ることができます。私が訪れたときは「SPY×FAMILY in 東武動物公園」が開催中でした。
こういうオフショットっぽいイラストっていいですよね。
さて、東門から入園して、遊園地ゾーンを通過したら動物園ゾーンに入ります。東武動物公園は東西に広がっているので、まずは園の端っこにあたる西門を目指しながら動物を撮っていきましょう!
ファンサ旺盛なミーアキャット
遊園地エリアを抜けて、まず出迎えてくれたのは小獣舎の入り口にいたミーアキャット。そういえばミーアキャットってマングースの仲間なんですね...知らなかった!
日光浴でおなかをあたためたり、外敵を監視するために直立姿勢をとるミーアキャット。私が到着したときも直立して監視中でした。監視されている...
プレーリードッグに似てるなー、と思ったけどあっちはリス科。「全然違う!」と怒られそうです。
東武動物公園のミーアキャットはファンサが旺盛というか、常にうるうる目でこちらを見つめてくるんですよね...
うっ、かわいい。
仲間同士でじゃれあってみたり
疲れてたそがれてみたり。プレーリードッグだけでいきなり90枚近く撮ることに。ファンサが過ぎるぜ。
思わず撮りたくなるリスザル
続いてやってきたのはゲージで囲まれたエリア。ここにはカピバラ、ペリカンとリスザルが共同で生活しています。
リスザルかわいい。
リスザルは数が多く、いろいろな場所にひょいひょいと移動していくので、カメラで追いかけるのが楽しいですね。まーた撮影枚数が増えていく...!
木の上でエサを食べてみたり
カピバラさんの背中に飛び乗ってみたり。
このドヤ顔である。
いやーリスザルを撮るの楽しいー。
ちなみに本家(?)サル山は現在リニューアル工事中で2024年春オープン予定とのこと。猿山、鉄骨なんだ...
モンキーワールドにいた忍者を見ながら西門の方へ進んでいきます。
わんこヴィレッジ/にゃんこハウスで癒される
東門から入園して、反対側の西門近くまでやってきました。西門にはプール施設「東武スーパープール」が併設されています。そして、西門の近くには犬や猫と触れ合える「わんこヴィレッジ」があるのです!
わんこヴィレッジという区画の中に「わんこハウス」「にゃんこハウス」があり、ワンちゃんネコちゃんに触れ合うことができるようになっています。
ネコカフェ形式で、別料金(わんこ40分、にゃんこ20分の合計60分/1,200円)で入室することができます。
まずはわんこの方へお邪魔すると、かわいいご挨拶でお出迎えいただきました。
クーラーも効いているし、夏場はまさにオアシス。一頭ずつネームプレートがついているのいいですね。
いい笑顔。
お行儀のよいチャイちゃん。
頭上から感じる視線。「バーン!」という効果音が似合う。
続いて隣の部屋にある「にゃんこハウス」へ。なにかとにぎやかなわんこヴィレッジと対照的で静かなにゃんこハウス。ネコちゃんすやすや。
ネコちゃんたちはあまり動かないので、写真を撮るという意味ではありがたいかも。
ちょっと別のところを見ていたら寝ていたり。
頭上から視線を感じる。なにやつ!
こういうシーンをバチっと撮りたいですねー...
とにかく平和なにゃんこハウス。癒されました。
「ゾウさんのランチタイム」に遭遇
わんこヴィレッジを出て再び動物園エリアを歩いていると、アフリカゾウの展示スペースが見えてきました。なにやら「ゾウさんのランチタイム」という企画をやっていて、申し込むとゾウさんにごはんをあげることができるようです。
木の棒の先にごはんをつけるとゾウさんがやってきます。
鼻でつかんでひょいっと口に入れていきます。
耳を広げて喜んでいるみたいに見えますね。なんかほっこり。
ごはんを食べているとき、ゾウさんの目がニッコリしているように見えるのですが、ふっさふさのまつ毛で目が隠れているだけのようです。でも、見た目はニッコリでこちらも思わずニッコリ。
なかなかいいシーンに出会えました。
ちなみにゾウ舎改修工事のため2023年9月4日(月)から10月8日(日)の間はアフリカゾウの展示がお休みになるそうです。
キャットワールドでホワイトタイガーの寝顔をおがむ
ネコ科の動物が集まる「キャットワールド」へやってきました。東武動物公園の目玉展示のひとつ、ホワイトタイガーもこのキャットワールドにいます。猛暑日の日中ということで、ホワイトタイガーもぐったりお休み中でした。
ライオンも夜行性ということで日中は日陰でおとなしくしているようでした。大あくびのシーンを狙ってみたのですが、小あくび止まり......
そしてなぜかライオンの展示の目の前にいるミーアキャット。常に厳戒態勢を強いらせそうなポジション...
ネコ科の中で最もアクティブだったのがアムールヒョウ。
目が合った。
ボールで遊んだり、ライオンやホワイトタイガーと比べるとかなり動いてくれるアムールヒョウでした。
ヨル・フォージャーのイラストもユキヒョウとのコンビでした。かわいい。
「アフリカサバンナ」でキリンの親子を撮る
「アフリカサバンナ」エリアへやってきました。シマウマやカバとともに、キリンがいます。
2023年6月に赤ちゃんが産まれたとのこと!まだ小さい!
少し低いところに設置された植物をむしゃむしゃ。
親子一緒のポーズ。
親子でむしゃむしゃ。
赤ちゃんキリン、元気に大きくなってほしいですね。
リスザル再び
一通り動物園エリアを堪能したのでそろそろ帰ろうかなー、と歩いていると浮島に何か動物がいるのを発見。あれはリスザル!ちなみにカピバラと一緒にいたのはコモンリスザルという種類で、こちらはボリビアリスザルなんだとか。
浮島の上に巣箱やロープ、ネットなどが設置されていて遊べるようになっているみたい。
上手にロープを渡っていきます。望遠レンズで追いかけるのも楽しい。
子どもを背負った親リスザルもホイホイっと渡っていきます。
どんなシチュエーションでもガッチリ抱き着いている子ザルもすごいな...
次から次へとロープを渡るボリビアリスザル。
アクションが派手で写真映えするなー。
木陰で休む親子ザル。
木から木へとジャンプで飛び移るリスザルをひたすら狙う。
子どもを背負って親ザルもジャンプ!
こういう一瞬のジャンプ写真をバチっと撮りたいですね...
日陰もなく炎天下で30分ほどひたすらボリビアリスザルを追いかけていたのでさすがに体力の限界...冷たいもの食べたい!と「くまさんのカステラ屋」さんへ駆け込み。
くまさんのカステラ乗せかき氷!暑いって言ってるのにわざわざ写真を撮るあたり我ながらどうかしてるな、と思いました。
一口でくまさんカステラが消え、あっという間にかき氷を半分たいらげた。の図。
残り体力を振り絞って、観覧車とひまわりという夏らしい写真を撮って今日の撮影は終了。
30年前は動物はそこそこに見て、ひたすらに遊園地で遊んでいた私。30年経つと遊園地の乗り物には目もくれず、ひたすら動物の写真を撮るという進化(?)を遂げたのでした。めっちゃめちゃ楽しかったので、もう少し涼しくなったらまた来ようと思います!