表参道にある「青山北町団地」
表参道近辺を散策していると、急に昭和の時代にタイムスリップしたかのような空間に入り込んでいました。看板を見ると「青山北町団地」という名の団地だそうです。オシャレなショップが立ち並ぶ表参道にこんな空間があったなんて驚きです。青山通りと表参道が交差するあたり、「ブルックス・ブラザーズ」の本店の裏手あたりにある道を入って行くと団地が現れます。
昭和30年頃に建設された団地はさすがに古さが目立ってきています。草木が生い茂った団地にはまだ住んでいる方もいらっしゃるようですが、どうやら建て替えの計画が進んでいるようで、新たな都営住宅やファッションテナントの入るビルなどを建設して再開発を行うとか。
団地といえばネコさん
実家の近くの団地にもネコさんが多かったこともあり、ネコさんがいるのでは、、と歩いていたら見つけました。やはり団地にはネコさんがよく似合います。
甘えるわけでもないですが、近づいて逃げるわけでもなく、つかず離れずな距離感。驚かせさえしなければ、写真は撮らせてくれるようです。
表参道住まいとは、なかなかセレブじゃないですか。穏やかそうな表情で対応してくれました。
奥さんもガラケーのカメラで記念撮影。ネコさんもガラケーの「カシャー」というシャッター音にはピクリと反応。ガラケーのシャッター音って大きいですね。
再開発で消える昭和の団地
桜の木が植えられていますが、花はだいぶ散っていまいた。この桜の木も、団地そのものも、もうすぐなくなってしまうのかもしれないと思うと、どこか寂しいですね。建物の老朽化などもあるので、仕方ないのかもしれませんが。ネコさんの住む場所も変わらないといけないですね。
表参道とは思えない、昭和の空気の残る団地。機会があればまた足を運んでみたいエリアです。