ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

ネコと夜景とビール

手持ちで撮れる!多重露光でイルミネーションを撮影してみました!

DSC_9185

 足立区・竹ノ塚の「光の祭典」へ!

 

昨日は足立区・竹ノ塚で開催されている「光の祭典」へ行ってきました!東武スカイツリーライン「竹ノ塚」駅から元渕江公園までの道路と元渕江公園内のイルミネーションが楽しめるイベントです。竹ノ塚駅東口から元渕江公園までの約1.2キロの街路樹にもイルミネーションが施されて、街全体を彩るイベントになっています。

adachikanko.net

 

足立区に住み始めて5年が経過しましたが、実は行ったことがなかったのでどんな感じなんだろう、とカメラ片手に出かけてきた次第です。

 

駅から公園までイルミネーションが続きます

DSC_9152

 駅から続く通りの街路樹は17時からライトが点灯し、メイン会場となる元渕江公園へと誘います。公園の中はイルミネーションのトンネルや光のオブジェが一面に広がっています!公園自体も結構広いので、至る所でイルミネーションが楽しめるイベントになっています。

「多重露光」でイルミネーションを撮る!

DSC_9154

 この日は三脚も持っておらず、クロスフィルターも持っていません。手持ちで撮ってもイルミネーションはキレイなのですが、もう少し雰囲気が・・・自分の中でのイルミネーションのイメージはもう少し柔らかく幻想的な光に包まれている、という感じなんですよね。普通にシャッターを切るとイルミネーションの灯りは小さく写るだけなので、なかなかイメージ通りには撮影することができません。そこで、自分のイメージするイルミネーションの写真を撮るために「多重露光」で撮ってみることにしました。

 

多重露光は2枚以上の写真を重ねて、1枚の写真に収める機能です。わざと光をボカした写真とイルミネーションを組み合わせることで、印象的な1枚に仕上げることができます。ニコンだと「多重露出」という機能名になりますが、基本的には同じです。

DSC_9159

 実際に、上で撮ったピアノのオブジェを多重露光で撮影してみました。1枚目はわざとピントを外してイルミネーションの灯りを丸ボケにして、2枚目は通常通りピアノのオブジェを撮影。これで多重露光機能で写真が重なると、大きく柔らかいボケがオブジェを包み込むような形で重なりました。ちょっと重ねすぎたかな、というところもありますが、イメージした柔らかい雰囲気が少しは出せたのでは、と思います。

DSC_9161

同じ場所から撮った2枚を重ねて、イルミネーションをこんな感じでボカせます。1枚めはわざとピントを外してボカした写真、2枚目はそのままピントを合わせた写真。これでイルミネーションがぼんやりとあたたかく見える写真に変わります。丸ボケは、オートフォーカスではなくピントリングを自分で回してマニュアルフォーカスでいじると簡単に作れます。 

DSC_9169

  

DSC_9175

普通にイルミネーションの写真を撮るよりも、幻想的であたたかみのある写真が撮れるのが「多重露光」の面白いポイントです。 

 

幻想的なイルミネーションの雰囲気になる多重露光

DSC_9176

 

DSC_9181

 今の一眼レフやミラーレスにはカメラで多重露光機能がついているものが多いので、手軽に多重露光が楽しめると思います。いつもの写真にアクセントを加えることができますし、わざとボカした写真を重ねるので、多少ブレても見られる写真になりやすいのも良い点(?)ですね!(自分の技術のなさの言い訳に・・・)

 

これからイルミネーションを見る機会も撮る機会も増える季節になりますが、いつもの写真にちょっとアレンジを加えた「多重露光」での撮影、オススメです。

 

 クロスフィルター、まだ持ってないので一度試してみたいところ。。。

Kenko レンズフィルター R-スノークロス 52mm クロス効果用 352212

Kenko レンズフィルター R-スノークロス 52mm クロス効果用 352212

 
 他にも多重露光で夜の街を撮影してみました。よろしければぜひご覧ください。

 

 東京タワーの展望台から見える夜景を多重露光で撮影してみました。

daiki-photo.hatenablog.jp

 

 昼間の撮影でも多重露光を使ってみると、アイデア次第でいつもと違った写真が撮れますね。

daiki-photo.hatenablog.jp