松山へ行ってきました
週末に松山へ行ってきました。親族の法事ということで自分は5年ぶり2度めの松山です。日中は法事だったのですが、合間に少し時間があったので、いろいろとカメラを持って散歩してみました。
松山といえば道後温泉!
松山観光といえば外すことのできない場所、道後温泉。「日本書紀」にも登場するという日本最古の温泉と呼ばれる温泉には観光客が大勢。夕方の時間帯には浴衣姿で温泉街を行き来する方も多く見られます。
道後温泉には松山空港からリムジンバスで一本(約40分、460円)で行けるのも便利ですね。あとは伊予電鉄の路面電車に乗れば160円。時間が合えば坊っちゃん列車(大人500円、子供250円)に乗って道後温泉に向かえば気分も高まりますね!(今回は時間が合わず断念。。)
一番古い神の湯・本館棟が経ってから120年。正面玄関とは反対側になる方には、日本で唯一の皇族専用浴室「又新殿」があります。本館全体の重厚感のある姿には圧倒されます。そしてその歴史ある建物に実際に入館して、温泉や施設を体験できるというのがまた素晴らしい。今回は時間が取れず入浴はできませんでしたが、一度は行ってみたいですね。
松山の親族曰く「温泉に入るだけなら姉妹湯にあたる『椿の湯』に入るのがいいよ」ということで純粋に道後温泉に入浴したい!ということなら椿の湯の方が多少ゆったりできる、ということなんだとか。でも、やっぱり一度は入ってみたい道後温泉本館です。
入浴料は入浴コースによって410円からで、最も高いのは「霊の湯入浴・3階個室での休憩」で1,550円となっています。
松山土産の揃うレトロな「道後商店街」
道後温泉周辺には正面から伊予鉄「道後温泉」駅へと続く「道後商店街」があります。土産屋さんや飲食店のならぶ、レトロな雰囲気の商店街ですが、松山土産は揃いそうですね。銘菓「タルト」から今治タオル、砥部焼など愛媛の名産品が店頭に並んでいます。ここも多くの観光客で賑わっています。
ビール好きには「道後ビール」が楽しめる「道後麦酒館」もありました。ケルシュ、アルト、スタウト、ヴァイツェンの4種類が飲めて、自分はカラメル麦芽を使った「アルト」をいただきましたが、香ばしくほのかに甘みを感じるコクが美味しいビールでした。美味しさのあまりすっかり写真を撮るのを忘れてしまうという大失態でしたが。。。
お風呂あがりに浴衣姿でお土産探し、なんてステキですね。
商店街から脇道にそれるとこれまた昭和の香りの残る細い路地へ。昔ながらの「射的」のお店がありました。
なかなかディープな雰囲気のお店が並ぶ路地でした。
吾輩はネコである
アーケードから少し離れたところでネコさんと遭遇。「坊っちゃん」の舞台は松山ですが、「吾輩は猫である」の舞台は松山・・・ではなく東京の文京区なんですよね。
こちらは胸の毛がもさもさすぎて、板垣退助のヒゲのように見えてしまうネコさんでした。他にも何匹かネコさんがいましたが、かわいがってくださる方が多いのでしょうね。お元気そうで何よりです。
市内観光に便利な路面電車
松山城を中心に、市内を走る路面電車。5系統走るうちの3系統の終点駅となっている道後温泉駅。どこか懐かしいカラーリングの車体が駅へ入ってきました。
停車中の路面電車の正面から一枚。この距離感。いろいろな意味で身近。
親族の家で夕食をいただく予定だったので、道後温泉駅から最寄り駅まで路面電車で戻ってきました。松山市内を移動するのに本当に便利でした。
ノスタルジックでフォトジェニック
道後温泉はどこを向いても懐かしく、また写欲のわく被写体ばかり。ぐるぐる歩いて回ってもいつまでも飽きない場所でした。次の目標は入浴だ!