日の暮れた日比谷通りを進む
先日購入した新しいレンズ「AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED」をつけて、試し撮りへ行ってきました。仕事帰りに日比谷公園で試し撮りしたあと、公園を出ると丸の内の灯りが私を誘います。せっかくの機会なので、そのまま夜の丸の内へ写真を撮りに行ってみることにしました。
D7100に装着をしているので焦点距離は1.5倍の36mm相当になっています。
日比谷公園での試し撮りの記事です。
皇居のお堀を左手に、日比谷通りを進みます。右手には丸の内のビル群。「馬場先門」の交差点からは昭和9年に竣工した明治生命館が見えてきました。古代ギリシア様式のこの建物は地上8階建てと周りの高層ビルに比べれば高さこそないですが、ギリシア神殿のような柱を灯りが照らすその姿は圧巻。実は展示室など中も見学できるんですよね。一度行ってみたいところです。50メートル×100メートルほどの大きさの建造物ですが、反対側の交差点から36mmの画角で結構広く収めることができました。シャッタースピードも1/20秒とさほど早くはありませんが、手ブレもほとんど目立ちません。日比谷通りを走る車が流れて写ります。
東京駅はいつ来ても美しい
丸の内に来たらやはり東京駅の姿を拝まないわけにはいきません。行幸通りを真っ直ぐに、東京駅を撮影してみます。丸ビル、新丸ビルが左右に少し姿を見せています。1/15秒での撮影ですが、まだ手持ちで大丈夫そう。
もう少し東京駅へ近づいてみました。東京駅まで150メートルほどの距離。街路樹に隠れていますが、左右のドームが少し写っています。36mm、いい焦点距離です。ちょうどいい。
ナノクリスタルコートの実力の片鱗を見た
東京駅の撮影を終えて、大手町の駅から地下鉄で帰ろうと丸の内を歩いていきます。このあたりも再開発が多く、新たに高層ビルを建てるべくいろいろなところでクレーンが見られました。信号待ちの時にクレーンを撮ってみたのですが、この明るいライトに対してゴースト、フレアがほとんど出ていません。
「AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED」はナノクリスタルコートが使用されたレンズ。普通のレンズだと暗い中でギラギラ光るライトが入ると盛大にゴーストが出ることもありますが、このレンズではゴースト、フレアはほぼ皆無。ナノクリスタルコートはニコンの反射防止技術の実力の片鱗を見ることができました。
手持ち夜景の撮影が捗るAF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED
日暮れの日比谷公園から丸の内、東京駅と手持ち撮影で試し撮りしてみました。画角の広さもあって手ブレが目立ちにくく、ナノクリスタルコートレンズは闇夜に輝く強いライトでもゴースト、フレアを抑えてくれます。手持ちで夜の撮影に出るときには絶好のレンズ。すっかりその実力に虜になってしまったのでした。
フルサイズのカメラでは広角単焦点。DXフォーマットではこれぞ標準画角、と言える36mm。使い勝手のいい焦点距離になります。ナノクリスタルコートもあって10万を切るとは、、お買い得だったかも。