芝公園四号地で東京タワーの夜景を撮る
8月のお盆前、写真好きで集まって東京タワーを撮影してきました。ブログやTwitterで交流させてもらっているキュウ(@kyu7_com)さんとあめ(@amedia_online)さんをお誘いして、夜の東京タワーを撮ろうじゃないか!と集まった次第です。
わいわいと話しながら撮りながらのフォトウォークとは一味違う、黙々と夜景を撮り続けたフォトウォーク(ただしあまり歩いていない)となりました。
集合場所に集まったのは18時30分。仕事を終えて私が集合場所に到着するとすでにお二人がスタンバイ。挨拶もそこそこに撮影場所へ向かいます。
今回の撮影場所は芝公園4号地。東京タワーの撮影ポイントの中でも私のお気に入りスポットのひとつです。東京タワーの方角へ向かって伸びる遊歩道の左右に街灯が並び、東京タワーが一段と映える場所なんです。
この日はマジックアワーの時間帯に月が東京タワーをかすめるような形に。
日没の時間を迎え、いよいよ空がブルーに染まるマジックアワーの時間帯へ。3人それぞれカメラや三脚のセッティングを終え、黙々とシャッターを切っていきます。
今回私は仕事帰りの撮影ということで三脚を持ってこれなかったのですが、小銭入れとレンズキャップを三脚代わりに使ってみました。
今日の三脚は小銭入れとキャップ! pic.twitter.com/MwjWoySPs9
— DAIKI@ネコと夜景とビール (@daiki_photo) August 5, 2019
アングルはどうしてもローポジション・ローアングルになってしまいますが、これはこれであり。最近の夜景撮影は簡易三脚で撮影することが多く「案外撮れるもんだな」と思っています。
撮影のコツはレリーズを使うか、2秒タイマーにしてシャッターを押した際の衝撃を残さないこと。これだけで十分夜景撮影できます。
マジックアワーに染まる空、視線を東京タワーへと誘う遊歩道と街頭の灯り、そしてライトアップをまとった東京タワー。何度撮ってもこの構図が好きなんです。
中望遠で東京タワーを切り取る
ひとしきり東京タワーのライトアップを撮ってからは中望遠単焦点でスナップっぽく撮ってみることに。
都合127.5mmの焦点距離では入り切らない東京タワー。
公園の遊歩道を歩く姿はランウェイを歩くモデルのよう。
東京タワーは思わず撮りたくなる魅力ある被写体ですよね。
月は東京タワーをまたいで西へ西へ。
夜景を撮るカメラの液晶を撮るスマホを撮る男。
ほぼ同じ場所で同じセッティングで写真を撮ってみても、三者三様の写真に仕上がるのが面白いところ。カメラ仲間とじっくり夜景撮影に行ってみるのもおもしろいですよ。
浜松町・世界貿易センタービル展望台「シーサイドトップ」へ
東京タワーの夜景をひとしきり撮影したあとは、浜松町の駅前にそびえる世界貿易センタービルの展望台「シーサイドトップ」へ。ここからははち(@hachi_simple)さんも合流して4人での撮影となりました。
世界貿易センタービルは浜松町駅周辺の再開発に伴い、2021年以降にに解体される予定となっています。東京タワーをはじめとする東京の夜景を一望できる展望台がなくなるのはさみしい・・・
シーサイドトップは屋内の展望台では珍しく三脚の使用が認められています(※ただし、三脚とレリーズ以外の撮影機材(例:忍者レフのような室内の灯りをガラスに移さなくするようなもの)を使用する場合は別途料金を支払う必要があります)。
三脚が使えるので夜景撮影がはかどりそう・・・なのですが、室内のライトが展望台のガラスに反射して写真に写りこんでしまうので、これはまた難易度が高い・・・
世界貿易センタービルの隣には、生命保険の会社が建てた高層ビルが文字通り幅を利かせていました。シーサイドトップの西側の眺望がかなりふさがれた格好になっていて「・・・」。まぁ、街の風景が変わっていくのは仕方ありません。
展望台の夜景は、現像することを前提にして撮影するのもありかな、と思ったり。東京タワーのオレンジを目立たせるために、ほかの夜景をブルーっぽく。
Lightroomでの色補正のレシピをいろいろと学べる本が出ているので、参考にしながらやってみると難しくも楽しいですね。写真で伝えたいイメージを色補正で作り上げる引き出しを増やしたい。
そして撮ったら飲む。そう、それが流儀なのです。それが週の始まり月曜日だったとしても。
飲んだら撮るのもまた摂理。
人が使っているカメラってなぜカッコよく見えるんだろう。
ということで、夏の夜のフォトウォーク(ただしあまり歩いていない)に繰り出した記事でした。久々にじっくりと夜景撮影できました!またぜひ撮りに行きたいですね!
一緒に撮影したキュウさんの記事です。
おなじくあめさんの記事です。どちらもいい写真!
芝公園4号地のステキさを記事にしておりますので、よろしければご覧ください。