セブン&アイグループ限定の無濾過ビール!
2017年7月11日にセブン&アイグループ限定のビールがリリースされていました!キリンビールが醸造した、その名も「今日はうちごはん」!なんだかステキな献立を紹介してくれるブログのタイトルのような名前のビールです。近所のセブン-イレブンの陳列棚をのぞいたら、見慣れないデザインの缶があり「新しい第三のビールかな?」とよくよく見るとビールだったという、完全にノーマークだった一本です。
普段、新商品情報を見落とさないように、ビール大手4社のニュースリリースをRSSリーダーに登録してチェックしているのですが「今日はうちごはん」はなかったはず・・・しかもセブン&アイのニュースリリースにも見当たらず。前に「ブラウマイスター」が缶でリリースされたときも、どちらのニュースリリースにも記事がなかったので、セブンさんとキリンさんの間で何か取り決めがあるのかな?
ラベルの裏面にはビールの特徴が書かれていました。麦芽100%で無濾過。そして麦芽は大麦と小麦を使用しているということで、まろやかなのどごしが特徴のビールのようです。気になるのは「お肉料理を美味しくします」の一文。小麦系ビールの風味と肉料理がどのようなマリアージュを生み出すのか、気になります!
まろやかでフルーティなヴァイツェンタイプのビール
さっそく缶を開けると、ただよう香りは甘いクローヴやバナナの香り。グラスに注がれたビールは濁りのある明るいゴールド。無濾過らしい濁りです。ビールのスタイルとしては、ドイツの小麦ビールのスタイルである「ヘーフェヴァイツェン」タイプのビールのようです。
ちなみに「へーフェ」はドイツ語で「酵母」を意味する言葉で、無濾過で酵母がビール内に残っていることを指しています。国内のビールだと銀河高原ビールと似ている感じですね。
さっそく飲んでみると、ヴァイツェンらしいフルーティな香りが口に広がります。ホップの苦味はほとんどありません。ラベルには燻製した麦芽のほのかな薫り、とありますが、ヴァイツェンのバナナのような香りがよく出ていて、あまり麦芽の薫りは感じられませんでした。
無濾過ということで口当たりもなめらかでやさしく、日本の大手ビールメーカーのビールが苦手な方には飲みやすいビールだと思います。逆に、バナナのような香りが苦手な方もいらっしゃいますよね。実は私もあまり得意ではありません・・・
肉料理との相性は・・・?
この日の夕食は鮭のホイル焼きと肉じゃが。肉料理というとちょっとパンチに欠けるかもしれませんが、肉じゃがと合わせて飲んでみましたが・・・確かにお肉の風味を邪魔しないのですが、味が薄い料理よりは濃い目のガッツリ系の肉料理の方が合いそうな気がします。キリンのホームページで肉料理のレシピが紹介されていましたが、スペアリブやハンバーグなど、しっかりめの味付けの料理が多いようですしね。
濃い目の味付けの肉料理にはそれこそ一番搾りやスーパードライでスッキリ!ということが頭に浮かびがちですが、意外な組み合わせほど料理とビールのマリアージュが楽しめるのかもしれませんね。
よなよなエールのヤッホーブルーイングや海外のクラフトビールメーカーと積極的に業務提携を進めているキリンビールらしく、いつもと違ったスタイルのビールをリリースしてきました。普段あまりビールを飲まない方にも飲みやすい、ヴァイツェンタイプの「今日はうちごはん」でした!
ヴァイツェンタイプはぜひグラスで飲んでみてほしいです
ヴァイツェンタイプのビールは豊かな香りと泡持ちの良さが特徴。ヴァイツェンの特徴を最大限に引き出してくれる形状のグラスで飲むと、その特徴がより楽しめます。クラフトビールを出すお店に行くと、ビールのスタイルごとにグラスを変えてサーブしてくれますが、自宅でもそんなこだわり、やってみたいですよね。洗い物は自分でがんばらないといけませんが・・・!
今日はうちごはんが好きな方は、こちらもお口にあうかも。
ヱビス初のホワイトビール。
ヴァイツェンではないけれど、やさしい苦味とさわやかな香りのイオン限定ビール。