ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

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「SAPPORO BEER PREMIUM EXPERIENCE」で久々に美味いビールを飲む

 

 

「SAPPORO BEER PREMIUM EXPERIENCE」へ

 

2022年7月のある平日、私は銀座にいました。そう、おいしいビールを飲むために。

 

コロナ禍で会食、とくに飲酒をともなう会食を控えるようになってしまった昨今。私も外でお酒を飲む機会が激減しました。そんな中、苦境に立つ外食市場を応援しようと、サッポロビールさんが「乾杯をもっとおいしく」をテーマにしたキャンペーンを開催されています。その集大成となるイベント「SAPPORO BEER PREMIUM EXPERIENCE」が銀座で開催される、ということで、行ってきました。おいしいビールを飲むために!

 

www.sapporobeer.jp

 

開場は銀座7丁目にあるヒューリック銀座7丁目ビルの1階「G735 Gallery」。その昔、このビルの一角が職場だったことがあるので、元職場のビルで昼間っからビールを飲むという背徳感のオマケつき。

 

このイベントでは、サッポロビールが誇る個性豊かな6種類のビールブランドを楽しむことができるのでした。イベント参加時間は1時間で、終了15分前にラストオーダー。グラス交換制でおかわりができるシステムということで、実質45分でどれくらい飲めるのでしょうか。

 

1杯め:やっぱり定番の「サッポロ生ビール黒ラベル」

定番の黒ラベル

まずは1杯目、乾いた喉を潤したいところで選択するのは、やはり定番の「黒ラベル」。「パーフェクト黒ラベル」と称された、至高の一杯。泡のクリーミーさー、ビールの温度、よく洗浄されたグラスのきれいさ。これらが合わさってはじめて「パーフェクト黒ラベル」になるのです。

 

パーフェクト黒ラベルは、東京メトロ銀座駅直結の「THE BAR」に行けば飲めるのですが、このコロナ禍でここ2年くらいはまったく飲みにいけず。もともとオフィスが銀座界隈にあったのですが、別の場所に移転をしたことで銀座に立ち寄る機会が減り、足が遠のいてたんですよね。THE BARもまた行きたいな。

 

ではでは、久々の「パーフェクト黒ラベル」いただきます。酷暑の昼間に飲む、キンキンのビール、「美味い」以外の言葉が出ません。黒ラベルが持つ本来の美味さを引き立てる2度~6度という温度で注がれているのですが、雑味がまったく感じられません。するするするーっと喉を通っていきます。いやー、最高。このクリーミーな泡を楽しめるのは外でサーブしてもらうビールの醍醐味だな。これが外で飲むビールのおいしさか。

 

2杯め:SORACHI1984

伝説のホップ「ソラチエース」を使ったSORACHI1984

1杯めの黒ラベルを堪能して、2杯めにチョイスしたのは「SORACHI1984」。1984年、北海道空知郡で生まれた「ソラチエース」を100%使用した、風味に特徴のあるビールです。ソラチエースって誕生当初は日本ではあまり人気が出ず、海外のブルワリーで使われて人気が爆発したというホップなんですよね。

 

飲むと「草原!!」と感じるビール。いや、そんな絵にかいたような草原って行ったことないのでイメージなんですが。飲むと、ホップの特徴であるレモングラスやヒノキを感じさせる香りが広がっていきます。苦みより香りを感じる方が強いですね。苦みはグレープフルーツみたいな柑橘っぽいフレッシュな苦みなので、飲みやすいしビールの面白さが感じられる1杯。SORACHI1984は缶ビールでも販売されているので、久々に買って飲みたいな。

 

近くの席で飲んでいたお兄さんが「オレはこれ(SORACHI1984)が世界で1番好きだ!」と力説していました。いいよね。

 

 

3杯め:エーデルピルス

3杯めはエーデルピルスをチョイス。飲食店限定のビールで、用意しているお店もそれほど多くない印象。銀座ライオンにはあるので、行くと注文してしまうビールです。

 

エーデルピルスの特徴は「3度注ぎ」。じっくりと時間をかけて、3回に分けて注ぐことでふわっふわの泡がビールに乗ることに。

気品すら感じさせるこの美しいフォルム。専用グラスもキレイだし、最高ですね。チェコ産のファインアロマホップで作られたエーデルピルスの苦みは鮮烈。エグいとか嫌な感じの苦みではなく、品のある苦さというか。ついもう一口飲みたくなるんですよね。

 

今回一番キレイに撮れたビールはエーデルピルスでした。

 

4杯め:「絶品」ヱビス

そろそろラストオーダーの時間が近づいて、次がラストの1杯になりそう。最後にチョイスしたのはヱビスビールでした。「絶品」ヱビスと銘打った1杯をいただきましょう。

 

美しいブロンドの液体、クリーミーな泡、専用グラスの美しいフォルム。パーフェクト。

 

4杯めに飲んで、そろそろ酔い始めのタイミングですが、これが笑っちゃうくらいおいしかった。何このおいしさ。穏やかな苦みと、ゆたかな香り。外で飲むヱビスってなんでこんなに美味しいのか。缶ビールとの違いを一番大きく感じたかも。

 

優勝のおいしさ

飲みかけのヱビスのグラスを優勝カップのように掲げる40代男性。これは優勝でした。

 

「白穂乃香」は個人的に小麦麦芽×上面発酵ビールの風味がちょっと苦手で今回はパス。瓶からサーブされる昔ながらのサッポロラガービールも飲めずでしたが、またどこかで手酌して飲むかなー。

 

久々の外ビール、おいしかったです

久々に外でビールを飲む機会となった「SAPPORO BEER PREMIUM EXPERIENCE」。やはりプロが注いでくれるビールはおいしい。このおいしさを体感するためにお店でビールを飲むんだな、ということを改めて実感したのでした。まだまだ大手を振って外でビールを飲むにはちょっと心配なご時世ですが、静かに一人飲みの機会は作ってもいいかな、と思ったのでした。

 

また、おいしいビールを飲みにいきましょう。