2018年も琥珀ヱビスが缶でリリースされました
2018年9月11日、サッポロビールから「琥珀ヱビス」が発売されました。普段は飲食店限定ビールとして、業務用樽生のみが販売されていますが、毎年9月頃に期間限定で缶ビールで発売しています。2018年も無事自宅で琥珀ヱビスを楽しむことができます。ありがたやありがたや。
近所のスーパーで発売日前に棚に並んでいたので、フラゲして飲んでみました。
原材料は通常のヱビスビールと同じく麦芽とホップ。ですが、琥珀ヱビスは通常の麦芽に加えて、焙煎したクリスタル麦芽を使用しています。焙煎された麦芽が琥珀色と甘みと香ばしさを生みだして、琥珀ヱビスを作り上げているということですね。
グラスに注げば、文字通りの琥珀色のビールがあらわれます。焙煎された麦芽の香ばしさが鼻を刺激して、早く飲みたくなってしまいます。一口飲むと、カラメルのような香り、甘みと苦味が混ざり合いながら深いコクを生み出してくれます。濃厚すぎず、やわらかな飲み口は通常のエビスとちょっと違う飲みごたえを感じさせてくれます。ラベルにもある通り「まろやか」。やっぱ琥珀エビスは美味しいよー!
焙煎された麦芽が生み出すカラメルの香りと、ほどよい甘みとやさしい苦味が混じった味わいは、万人受けするビールだと思います。
今、一番好きなビールは「琥珀エビス」かもしれない
琥珀エビスは業務用では通年で販売されていて、サッポロビール/エビスビールを提供しているお店に行くと、メニューに名を連ねていることがあります。私、琥珀エビスを見つけるとかなりの頻度で注文して飲んでいることに気づきました。
名古屋駅の並び、KITTE名古屋の地下にあるビアバー「KOYOEN」はサッポロビール系列のお店。KOYOENオリジナルのクラフトビールに加えて、定番のサッポロ黒ラベルとともにメニューに名を連ねる琥珀エビス。お店オリジナルのグラスに注がれた琥珀エビスは格別の美味しさ。400mlを超える量がありそうですが、するするっと飲めてしまうんですよね。
銀座ライオンのグラスは、昼ビールにぴったりなサイズ。おそらく350入るか入らないかくらいの量なのですが、注ぎ方の上手さもあいまって、これまたあっという間に消えていってしまいます。なんたって美味しい。
この「ネコと夜景とビール」で毎週のように新作ビールをレビューしている理由の一つは、自分の好みを知るという、という点にあったりします。そして、いろいろな種類のビールを飲んでいく中で「自分は琥珀エビスの風味が好きなんだな」という一つの結論に達した気がします。他にもアンバー系・焙煎した麦芽の風味が広がるビールはありますが、やっぱり琥珀エビスがひとつ抜けているかな。
うん、琥珀エビス好きだ。
ということで、今年も大好きな琥珀エビスが自宅で飲めることに感謝。いまだけ飲める、缶の琥珀エビス。みなさまもぜひぜひどうぞ。