夜のいちょう並木を撮る
東京のいちょうの名所である神宮外苑のいちょう並木。毎年かなりの人出で日中は歩くこともままならないのですが、早朝や夜なら人が少ないのでは・・・?ということで日中の時間帯を外して写真を撮りに行ってみました。
日中は立ち止まって写真を撮るのも難儀するほどの人出だったいちょう並木ですが、夜8時を過ぎるとかなり人が少なくなっていました。もう少し人がいるかなーと思っていましたが、予想外に人が少なかった。シェイクシャックやロイヤルガーデンカフェはなかなか賑わっていたんですけどね。
立ち止まって写真を撮るにしても、だいぶ余裕が持てます。
夜とはいえこれだけ人が少ないのは、例年開催されている神宮外苑いちょう祭りが新型コロナウイルスの影響で中止になっているのも関係しているのでしょうね。
夜にいちょうの写真を見たり撮ったりする機会が少なかったのですが、夜のいちょう並木は足元の黄色と影になる黒のコントラストが見事ですね。
黒と黄色のトンネルを歩く姿は絵になりますね。
街灯のスポットライトに人が入るのを待って撮ってみたり。
夜のいちょう並木に着物の女性。とてもステキでした。
人が少ないとは言え、夜のいちょう並木は程よく人通りがあって写真を撮るのにもよい感じでした。
神宮球場目の前のホテル「日本青年館」に一泊
小さい子どもがいるので、普段はなかなか夜に写真を撮り歩くことが難しいのですが、この日はホテルに一泊する予定だったのでした。今回宿泊したのは外苑前にある「日本青年館ホテル」です。コロナ禍のさなかではありますが「もっと楽しもう!TokyoTokyo」で近場の宿泊で遊んでみようかな、ということで一泊してみました。
日本青年館ならびに日本青年館ホテルはもともと神宮球場の少し北側にあったのですが、東京オリンピックに向けた新国立競技場の建設に伴い、2017年に新築移転した先が神宮球場の目の前。部屋の向きによっては上から神宮球場を見ることができるのです!今回は運よく神宮球場側の部屋を用意いただけたので、誰もいない球場を上から見るという普段なかなか見ることのできない姿を拝めました。
シーズンも終わり、静かな神宮球場。写真中央にはいちょうの木々も見えますね。
神宮球場側の部屋は東向きなので、朝起きて部屋のカーテンを開ければきれいな朝焼けがお出迎え。先にはスカイツリーのてっぺんが見えます。
ちなみに神宮球場が目の前ということで、プロ野球のシーズン中はヤクルトスワローズとのタイアッププランも用意されているみたいですね。開門前の特別入場や出場選手のサインボールが特典についてくるとか・・・スワローズファンにはかなり魅力的・・・試合終了後、球場出たら目の前がホテルってめちゃめちゃいいですよね! 私は特別スワローズファンではない(むしろベイスターズファン)のですが、2020年のドラフトで私の母校の選手が指名されたこともあって、スワローズもちょっと気になる今日この頃です。
せっかく日本青年館ホテルに宿泊できたので、狙うは早朝のいちょう並木!
早朝のいちょう並木を撮る
朝6時30分、朝日が昇る時間にホテルを出発していちょう並木へと向かいます。写真を撮るときは割とすんなり起きれるのに仕事の時は1分でも長く寝ていたいのはなんでなんでしょうね。。。
日本青年館ホテルを出て、神宮球場の構内を通っていちょう並木へ向かいます。朝、だれもいない球場を歩くのはなかなか新鮮。
早朝の時間帯ながら、思った以上の人出がありました。以前、早朝に来たときはもうすこし少なかった気がしたが、あれは日の出直後だったからか。
始発で外苑前に向かったのは5年前かー。
夜は暗くて気づけませんでしたが、落ちたいちょうの葉でできた黄色のじゅうたんがキレイ。多くの人がこの上を歩いたせいか、粉々になっている葉もありますね。
緑の葉も交じりつつ、しっかり黄色になってまさに見ごろのいちょう並木。
日の出直後の淡い光といちょうの葉がよく合いますね。
愛車といちょう並木を撮影したり、モデルさんの撮影に勤しんだり、撮影目的で来ている方も多かったですね。日中の人の数では落ち着いて撮影するのは難しいですからね。
早朝のいちょう並木散歩を終えたあとは、ホテルで朝食を取ってゆっくりさせてもらいました。朝食はビュッフェスタイルでしたが、どのメニューもおいしかった。フレンチトーストは絶品。写真を取り損ねたので朝の神宮球場の写真をお楽しみください・・・
日本青年館ホテル、いいホテルでした。いちょう並木を楽しむためにこのホテルに泊まるのもいい作戦だったかな。これに味を占めて同じように桜の季節にピンポイントで狙いを定めて千鳥ヶ淵近辺のホテルを抑えて・・・みたいなこともできるといいなー、なんていう妄想もしてみたり。