年末年始の帰省のタイミングで、ちょっと京都まで足を伸ばしてみました。前回京都に行ったのが2013年12月だったのでおよそ9年ぶり。名古屋からだと新幹線で30分ほどで到着するので、行こうと思えばすぐ行ける距離感なのですが今回ようやく実現できました。
今回の目的地はいくつかあったのですが、メインとなったのは南禅寺境内にある「水路閣」です。琵琶湖の水を京都に流すための水路のために作られた、レンガ造りの橋脚なのです。時代を感じさせるレンガの風合いと連続したアーチがとてもフォトジェニックだということで、一度行ってみたかったんですよね。
2022年の大晦日ということで観光客は「京都にしては」少なめだったのだと思います。それでも着物を着た方や外国籍の方の姿が多く見られました。ちなみに南禅寺はほどほどな人出でしたが、伏見稲荷は「え、大晦日なのにこんなに人がいるの......?」という感じ。ハイシーズンだとどうなってしまうんだろう、と一人慄いていてしまいました。
南禅寺の境内にそびえる水路閣。レンガで作られたアーチが美しいですね。写真を撮り始めて、自分がレンガ好きだということに気づきました。鮮やかな煉瓦色も好きですが、水路閣の時の流れを感じさせる風合いもとても好み。これはカッコいい。
水路閣のアーチはやはり大人気。次々と人が訪れて、写真を撮っているようでした。ときにはすべてのアーチの下に人がいるような状況。人の少ない大晦日でこれなので、ゴールデンウィークや夏休みはどうなってしまうのだろう......
でも人の姿があった方が絵になる場所ですね。
海外っぽいロケーションのように感じているのですが、海外から来られた方にはどのように映っているのか気になります。
なんというか、「レオン」のジャン・レノみたいな佇まいの方でした。カッコよかったー。
それぞれのタイミングでシャッターチャンスを狙って、ステキな写真を撮る時間。
冬の低い太陽から斜めに入る光が生み出す陰影だけで絵になる空間。そして「お、写真上手くなったんじゃ?」といい具合に勘違いさせてくれる。季節によってもまた違った雰囲気になるのかな、と思うとまた足を運んでみたくなりますね。
普段はひっそりと写真を撮っている私にしては珍しく、カップルで来られた方に「お二人の写真をお持ちのスマホで撮りましょうか?」と声をかけてみました。せっかくの着物で京都、ふたりで撮った写真があった方がより思い出に残るはず。もちろん自撮りで撮る距離感もステキですが、誰かに撮ってもらうと全身写せてせっかくの着物もキレイに写真に残るので喜んでもらえるのでは......とお声をかけてみたのですが、喜んでいただけたようです。
あと、着物って帯や髪型もあって後ろ姿もステキじゃないですか。その点も喜んでもらえたのではないかと思います。
お礼、といってはなんですが、私のカメラでも写真を撮らせてもらいました。ステキ。
もう一組のカップルさんにもお声かけしてみました。こちらも喜んでいただけたみたいでなによりです。デフォルトのカメラアプリでない場合の撮影方法に慣れないとな......と思った40代男性でした。
2022年最後に、行ってみたかった南禅寺水路閣で写真を撮った話でした。最高だった!2023年もまたいろいろなところに出かけて写真撮ってみたいですね。今年も楽しく写真が撮れますように。