「丸の内イルミネーション2016」へ
東京・丸の内で開催されている「丸の内イルミネーション2016」の写真を撮ってきました。丸の内のメインストリート、丸の内仲通りと大手町仲通りの約1.2キロに渡って街路樹が100万個のLEDライトで輝くイルミネーションになっています。
2016年は11月10日(木)から始まっていて、年が明けて2017年2月19日(日)まで続く、約3ヶ月間のイベントです。日が暮れる17時30分から点灯して、23時まで続くということで、仕事帰りにも立ち寄って撮影できるのが嬉しいところ。この日は仕事終わりに立ち寄ったので22時頃でしたが、まだまだきらびやかなイルミネーションを楽しむことができました。
この前にはKITTEで夜景撮影をしていたのでした。
今年もイルミネーションを多重露光で撮る
去年あたりから自分の中で流行っているのが「イルミネーションを多重露光で撮る」ことです。複数の写真を重ねて1枚の写真にする機能ですが、わざとボカした写真とピントのあった写真を重ねてイルミネーションを撮ると幻想的というか雰囲気の変わった写真になるのでなかなか面白いのです。キラキラ感というよりはあったかい感じのイルミネーション写真が撮れますね。
実際にイルミネーションを見るとすごくキレイに見えるのに、写真に撮ると小さい光が集まっているだけで実際に見たときほどの感動がなかったりするんですよね(自分の撮影の腕がない、というのもありますが・・・)。多重露光で撮影すると実際に見た時の雰囲気に近い感じで写真になるなぁ、と思っていたりします。
ちなみに、ニコンのカメラでは「多重露出」という名前になっていますが中身は同じですね。
クロスフィルターをレンズにつけてイルミネーションを撮るとキラキラした感じを出すことができますよね。
多重露光でイルミネーションを撮影するときは、まずはカメラの撮影モードを「多重露光」にします。3枚以上重ねることもできるようですが、いつもは2枚にしています。
「多重露光」モードにしたら、まずは普通にピントを合わせた写真を撮ります。
次に、同じ構図でピントを大きく外して、イルミネーションの灯りが大きなボケになるように撮ります。 オートフォーカスでピントがあったところから、レンズのピントを調節するリングをぐりっと回すとピントを外すことができるので、ピントリングを回してボケの大きさを調節します。
そうすると2枚が重なって多重露光のイルミネーションのできあがり。今のデジタル一眼レフやミラーレスの多くの機種には搭載されている機能だと思うので、手軽に楽しめるかと思います。
ボケの大きさで雰囲気が変わりますね
重ねるボケを小さくすると、一つ一つのイルミネーションの灯りが強調されるような感じになりますね。この感じも好きだなぁ。
大きくボカした写真を重ねると、全体に紗がかかったような画になるので、全体的にあたたかい感じのイルミネーション写真になります。これも好き。
これから街はクリスマスモード一色になっていって、いたるところでイルミネーションが見られる季節になります。せっかくの機会、カメラを持っていろいろな雰囲気のイルミネーション写真を撮影してみたいですね。
他にも多重露光で撮影した写真を記事にしていますので、よろしければぜひご覧になってみてくださいね。