ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

ネコと夜景とビール

いつものビールが格別に美味しいお店。東京・大手町のビアパブ「TAMEALS OTEMACHI(タミルズ大手町)」でいっぱい飲みませんか?

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人が行き交う東京・大手町で最高に美味しいビールを飲む 

 

平日最後の金曜日、定時で会社をいそいそと出て、東京・大手町へ行ってきました。今回のお目当ては美味しいビールが飲めると評判のビアパブ「TAMEALS OTEMACHI(タミルズ大手町)」さん。大手町タワーの地下にある商業施設「OOTEMORI」にあるお店です。

 

行きたかった理由は、お店のコンセプトが「定番ビールを最高においしく飲むためのビアパブ」という点。気軽に飲めるいつものビールが最高に美味しく飲めるなんて、ステキじゃないですか。

 

ということで、地下鉄各線の大手町駅と東京駅が繋がる地下通路にあるお店で最高に美味しいビールを堪能してきました。今、東京・丸の内・大手町界隈で「美味しいビールが飲めるお店」と聞かれたら、まず紹介したいのがタミルズ大手町さんです。それくらい美味しかった。 

 

TELMINAL×MEAL(ターミナル×食事)=TAMEALS

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TAMEALSというお店の名前はターミナル駅の「TELMENAL」と食事の「MEAL」をかけ合わせた造語です。

ただ通り過ぎる場所ではなく、美味しい食事や素敵な空間で日々の活力を得てほしい。そんな思いを込めて。(TAMEALSサイトより抜粋) 

その名の通り、ターミナル駅に出店されていて、品川、池袋、そして大手町という3ヶ所にお店があります。品川と池袋はアメリカっぽい雰囲気のカフェバーで、食事やコーヒー、そしてクラフトビールなどのお酒を楽しむことができるコンセプトだとか。

 

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そしてタミルズ大手町は東欧をイメージした内装で、照明も暗めなちょっとオシャレな雰囲気。もともとはカフェバーだったのを、ビアパブとしてリニューアル。お店自体は朝の7時から開いていて、モーニングからビールで乾杯まで大手町の1日をあたたかく見守ってくれる、という感じでしょうか。

 

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レンガの壁に本棚、極めつけには店内に街灯!いやはやオシャレな雰囲気なのですが、お店はほどよくオープンで意外と入りやすい雰囲気。サラリーマンが一人でコーヒーを飲みながら仕事したり、女性が一人でビールを飲みながらリラックスしているような姿も見受けられました。私みたいなオノボリさんが一人で入ってビールを飲んでも大丈夫・・・だったはず。

 

金曜日の夜ですが、少し早めの時間にお店に到着したこともあり、まだ席には余裕がありました。通路側の席を選んで、さっそくビールを飲みましょう!!

 

いつものビールが美味しいお店

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まずは一杯目をオーダー。いつものビール、サッポロ黒ラベルを注文しました。中ジョッキに注がれた美しいビール。きめ細かい泡。見た目から美味しそうな感じが伝わってきました。

 

さっそく飲んでみると、黒ラベルの持つホップの香りと麦芽の旨味が口に広がっていきます。そして雑味のないキレ。キレがあるんだけど、トゲトゲしさがなくほどよく丸みのある舌触りと喉ごし。美味しさとのどごしの良さ、あまりにスムーズな口当たりなのでどんどんビールが喉を通っていきます。これは手練の技ですよ・・・!

 

いつもの黒ラベルなんだけど、特別美味しい一杯。

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食事のメニューも逸品揃い。蝦夷鹿のソーセージはジビエ特有の臭みが全くありません。肉々しい食感とジューシーな肉汁はビールとの相性200%。あっという間に黒ラベルがジョッキから姿を消していきました。

 

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こんなに美味しいビールを1杯で終わらせるなんてできません!おかわりの2杯目はチェコが生んだピルスナーの元祖「ピルスナー・ウルケル」をいただきます。日本の大手メーカーのビールの大部分はピルスナーと呼ばれるスタイルのビール。いわば日本のビールのご先祖様と言っても言い過ぎではないかな?

 

専用ジョッキに注がれたピルスナーウルケルは、クリーミーな泡がもっちり乗っかっています。飲んでみると苦味と甘み、そして鼻に残るザーツホップの香りが絶妙に絡み合って、これまた美味。アルコール度数は4.4%とややライトで飲みやすいんですよね。日本のビールだと、風味はプレモルに似てる感じでしょうか。

 

最近はピルスナー・ウルケルをアサヒビールが取り扱うようになり、店頭で飲める機会も増えてきました。せっかくなら美味しく注いでくれるお店で飲みたいところ。タミルズ大手町さんはまさにその「美味しく注いでくれる」お店です。

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店内の街灯と相まって、琥珀ヱビスもフォトジェニック。私史上最高に映えたビールの写真が撮れた気がする。

 

そして、この琥珀ヱビスは飲んでみても最高の一杯。香ばしさとキレの良さが同居して、鼻の奥にほのかに感じる麦芽の焦げた香りがあとをひきます。するするするっと飲めてしまう、驚愕の飲みやすさ。タミルズの琥珀ヱビス、私がこれまで飲んだ琥珀ヱビスの中で一番美味い一杯だったように思います。

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メインの料理として注文した「タコのアラビアータ」。噛みごたえのある太めのパスタにこれまた噛みごたえのあるタコ。ピリッと辛めでこれまたビールが進むんですよね。ビールが進んでばかり。程よく酔って、お腹もいっぱい。大満足。ビール3杯にソーセージとパスタで5000円ちょっとでした。

 

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大手町駅を行き交う人を見ながら、ビールを飲んでぼんやりしたり、のんびりしたり。お店に入ろうかどうか迷っているそぶりを見せる人がいたら、「ここには最高に美味しいビールがあるぞー」と心の中で呼びかけてみたり。忙しなく人が通るターミナル駅・大手町ですが、たまには宿り木のようなお店で美味しいビールを飲んでリラックスしてみてはどうでしょうか。ぜひビール好きを誘って行きたいお店です。

 

今、大手町で最高に美味しいビールが飲めるお店「タミルズ大手町」さんでした!

 

Tameals otemachi
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-5-5 大手町タワーB2
1,500円(平均)1,000円(ランチ平均)

 

普段の家飲みはビールばかりのビール好きブロガーが大手4社の新ジャンルを飲み比べてみました

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見せてもらおうか、新ジャンルの実力とやらを!

 

普段はビール派でビールばかり飲んでいる私ですが、今回は趣向を変えて「新ジャンル」を飲み比べてみることにしました。

 

きっかけはアサヒの新ジャンル「極上<キレ味>」 のリリースを見たこと。お、スーパードライの新作かな?と思っていたら実は新ジャンルだった、というオチなのですが、スーパードライに近いデザインで登場する新ジャンルにちょっと興味がわいてきて、一本飲んでみようかと。そうしたら、キリンの「本麒麟」やサッポロの「麦とホップ」もリニューアルしたばかりということを知り、興味本位で飲み比べをしてみようか、とやってみた次第です。

 

正直な話、昔は「いやいや言うても新ジャンルだし・・・」「やっぱりリキュールっぽい感じは否めないし・・・」とちょっと敬遠していた部分があったのですが、飲んでみるとなかなかどうして美味しいし、ビールに近い風味も感じられるな、と驚きました。

 

飲み比べの順番はメーカー名50音順でお送りします。

 

 

<ちなみに>新ジャンルとは?

今回の記事では「発泡酒」と「麦由来のスピリッツ(蒸留酒)」を混ぜた酒類のことを指しています。缶のラベルには<リキュール(発泡性)①>として分類されているものですね。

ちなみに「第三のビール」というと「麦以外の原材料を発酵させて醸造したビール系飲料」を指しているんですよね。例えばキリンの「のどごし生」は麦芽の代わりに大豆タンパク質を原料として醸造しています。このあたりはややこしいですが、現在の主流が「リキュール(発泡性)①」なので、このタイプの看板商品を飲み比べてみた、という記事に仕立てています。

 

【アサヒ】最上級のキレを実現した「極上<キレ味>」

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まずは、アサヒビールの新商品「極上<キレ味>」からいただきます。アサヒビールには「クリアアサヒ」という新ジャンルの主力商品がありますが、それにとって代わる新たな新ジャンルの顔になりそうな一本です。

 

キャッチコピーは「冴えるキレ 味、本格」。冷涼感のあるホップや高発酵によるキレが特長。なによりラベルデザインやイメージカラーをアサヒビールの看板であるスーパードライに近づけてきたのは、自信の表れのように感じます。

 

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ビールと同じく、醸造の過程で発酵度合いが高いということは、ビールの糖分を多く使って発酵することになるので、カロリーはやや低めになっています。また、原材料になる発泡酒は麦芽とホップ、大麦とビールの原材料のみを使用したものになっていますね。副原料がないので「麦100%」、なるほど。

 

シャープでドライ。雑味なしな「極上<キレ味>」

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さっそく飲んでみることにしましょう。カラーはビールさながらの美しいゴールド。一口喉を通すと、ものすごくシャープな風味とドライな後味。これは確かに極上のキレ味です。

 

また、個人的に新ジャンルのビールで気になっていた雑味がほとんど感じられません。とてもクリアな一杯。 キンキンに冷やして飲むのがおススメですね。個人的にはこのシャープでクリアな風味は好みなのですが、一方で「うーん、ちょっと軽いな」と感じる人もいると思います。このあたりは好みですね。スーパードライ好きな方には「お、新ジャンルもやるじゃん」と感じるのではないでしょうか。個人的には好き。

 

厳選素材と伝統の製法が生み出す旨さとコクの「本麒麟」

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続いてはキリンビールの新たな顔となった新ジャンルの「本麒麟」です。2018年に登場してからというもの、あっという間に新ジャンルの主役に躍り出た印象ですが、日経トレンディの『2018年ヒット商品ベスト30』にアルコール飲料で唯一ランクインしたというところからもうかがえます。

しかも、その勢いをさらに加速させようと早くも中味をリニューアルさせてきました。物は試しと発売当初に一度本麒麟を飲みましたが、確かにビールのような飲みごたえを感じたことを覚えています。リニューアルでどのように変わるのかが楽しみですね。

 

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大手4社の新ジャンルの中ではアルコール6%とやや高めに設定してあるのが特長。その分カロリーもやや高め。アサヒの「極上<キレ味>」とは真逆の存在というところでしょうか。

アルコールの高さは飲みごたえを生む一方で、アルコール臭が感じやすくなる場合もあるんですよね。初代の本麒麟も飲みごたえがった中で、ややアルコール臭が感じられたように覚えています。果たしてリニューアルした本麒麟はいかがでしょうか。 

 

ビールに最も近い新ジャンルかもしれない

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グラスに注ぐと、ほんのり濃い目のゴールド。飲んでみるとビールさながらのコクが口に広がります。アルコール度数の高さもあって、しっかりとした飲みごたえ。アルコール6%ながら「わざとらしい」感じがなく、アルコール臭さもあまり感じられませんでした。かなり自然に飲みごたえを感じます。これは最もビールに近い新ジャンルかもしれない。新ジャンルの新たな王者の風格。売れる理由がわかります。

 

ビールそのままの素材にこだわる「麦とホップ」

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3本目はサッポロビールの新ジャンル「麦とホップ」です。2018年12月に中味のリニューアルを行い、ラベルにも「新」のマークが記されています。麦のうまみからくる「最高の一口目」を目指しているとのこと。実はこれまで飲む機会がなくて、今回初めて飲みました。

それにしても、ビールの素材そのものである「麦とホップ」っていう名前ってよく考えるとすごいですよね・・・ 

 

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その名の通り、原材料には麦とホップのみ。 

 

すっきりとした一口目とほのかな甘みにバランスの良さを見た

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ラベルのカラーのような美しいゴールドのビール。まずは一口。「最高の一口目」はすっきりとした風味の中にほのかな甘みを感じます。飲んだ後、鼻の奥でほんのりとリキュールっぽいアルコールの風味を感じますが、それほど強くはありません。軽すぎず重すぎず、新ジャンルとしてバランスの良い中味のように感じました。さすがは11年続く定番の新ジャンル。新ジャンルのスタンダードと言えそう。

 

リニューアルを控えた「金麦」

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そして大トリはサントリーの新ジャンル「金麦」です。檀れいのCMはよく目にしましたね。実家が一時期金麦になったことがあって、何度か飲んでいました。 

 

実は2019年1月上旬の製造からリニューアルされた金麦が出荷されるとリリースされていたのですが、今回手にしたのはどうやらリニューアル前の金麦だったようです。ラベルに「いい麦と、天然水」と書かれているのがリニューアルした後の金麦なんですね。

 

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原材料を見て目を引いたのはスピリッツ。他の3社が大麦のスピリッツを使用している中、金麦は小麦のスピリッツを使っています。小麦を使ったビールは甘さやフルーティさが特長になりますが、新ジャンルではどのように作用するのか。これは気になる。 

 

甘さと軽さが飲みやすさに繋がっている感じ

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グラスに注いだ金麦はきれいなゴールド。 一口飲むとまず感じるのは甘味。そして軽快な後味。この甘味は小麦のスピリッツを使っているところにあるのかもしれません。白ビールとまではいいませんが、小麦の効果でフルーティで飲みやすさを追求しているのかな。

甘味の中には、サントリーの看板商品であるプレミアムモルツ<香るエール>の香りのようなものも感じます。甘味を通じてプレモル感を表現しているのかな、なんて考えたり。そしてリニューアルした中味はどのような感じになるのかも楽しみです。

 

飲み比べると、違いがよくわかる

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興味本位でビールメーカー大手4社の主力新ジャンルを飲み比べてみました。思っていた以上に美味しかったなー、というのが正直な感想です。そして、各メーカーとも主力のビールの風味に近い感じで作っているのかな、という風にも感じました。

 

スーパードライのキレ味をほうふつとさせる「極上<キレ味>」、ホップと麦芽の風味のバランスが良い黒ラベルのような「麦とホップ」、プレミアムモルツの香り高い風味をイメージしたかのような「金麦」。「本麒麟」は一番搾りとは違う感じですが、往年のラガーをほうふつとさせるような飲みごたえがありますね。

 

こうやって飲み比べてみると各社のウリの部分や特長がわかりやすく感じられるので、なかなか面白いものですね。個人的な好みではアサヒの「極上<キレ味>」のドライでクリアな飲み口が気に入りました。普段はビールがメインですが、たまには「極上<キレ味>」のクリアなキレを楽しみにの飲んでみてもいいかも。

 

普段飲んでいるビールや新ジャンルとは違う品種を買って飲んでみると、自分の好みがわかるような感じで楽しかったです。気になった方はぜひ試してみてくださいね!

 

新ジャンルも好きだけど、やっぱりビールが好き。ビールの飲み比べも楽しいです。

 

同じラガーだけど、キリンラガーとクラシックラガーはどう違うのか?という個人的な疑問を解消するべく飲み比べ。

daiki-photo.hatenablog.jp

 

熱処理ビールの2大巨頭、キリンクラシックラガーとサッポロラガーを飲み比べ。

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ビールの新商品の発売日をチェックしています。

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2019年最初の新作ビールは縁起もの!「サントリー ザ・プレミアム・モルツ 初仕込」2019!

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2019年最初の限定醸造ビールはプレモル初仕込

 

2019年1月15日(火)、サントリー ザ・プレミアム・モルツの限定醸造「初仕込2019」が発売されました。2019年最初の新商品ビールですね!さっそくコンビニの棚で見つけたので購入してみました。

 


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ここ2~3年、プレミアムモルツの限定ビールにはビール醸造家・岡賀根雄さんのコメントが記載されるようになりました。 岡賀根雄さんはサントリーの執行役員・サントリービール株式会社の常務執行役員、そして生産研究本部長を兼職する、サントリーのび~る作りのトップにいる方。サントリーのビールのトップのメッセージがこういう形で発信されているんですね。

 

プレミアムモルツ初仕込は、2018年に収穫されたばかりの「ダイヤモンド麦芽」を空輸して投入したビール。いつものプレモルに採れたての特別な麦芽をつぎ込んだ、新年ならではの初物で作ったビールというわけです。

 

心持ちスッキリとした初仕込!


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 さっそくグラスに注いでみると、美しいゴールドのビールが見えてきました。このあたりはいつものプレモルと大きな違いはありません。飲んでみると、プレモルらしいホップの華やかな香りと麦芽のコクが感じられます。その上で、初物らしいフレッシュな印象の後味。

 

「初仕込」単体で飲むだけだと、通常のプレモルとの違いはわからない気がする・・・

 

通常のプレモルと比べてみると・・・
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ということで、通常のプレモルも買ってきました。飲み比べてみるしかない。こちらも華やかなホップの香りとコクの深さは変わりません。飲み比べてみると、通常のプレモルの方がコク深いような印象。口の中にじんわりと残る後味・・・という風に感じました。


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栄養成分は全く一緒で、作り方も同じ。原材料の麦芽が少しだけ違うので、大きな違いはなかなか感じられないのが正直なところ。原材料の違いだと、ホップと比べると麦芽が違うというのはなかなか味の違いを感じにくいのかもしれません。

 

新年を迎えて、初物で縁起良い一杯を飲もうじゃないですか。そんな気分で味わいたいザ・プレミアム・モルツ「初仕込」なのでした。

ビヤホール仕込みの特別な一杯!サッポロ「銀座ライオンビヤホールスペシャル」!

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ビヤホールの特別な一杯が自宅で飲める「銀座ライオンビヤホールスペシャル」

 

2018年12月18日(火)サッポロビールより「銀座ライオンビヤホールスペシャル」が発売されました。2017年には「銀座ライオンスペシャル」という名で発売されたビールですが、今年は名前にビヤホールという名を冠して再度登場となりました。

 

daiki-photo.hatenablog.jp

 

 

この「銀座ライオンビヤホールスペシャル」は、その名の通り日本を代表するビヤホール「銀座ライオン」の創業110年を記念して特別醸造されたビールをモデルに作られたビールになっています。

 

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2018年版の特長としては、醸造のプロジェクトに銀座ライオンのビール注ぎの達人として知られる井上克己氏が参加して、ビヤホールの味わい・飲み飽きない旨さを追求したという点でしょう。

 

井上克己さんは銀座ライオンが誇るトップカウンターマン。ビヤホールのビールの美味しさに責任を持つ方です。銀座ライオンのビール注ぎの流派は「一度注ぎ」。ビールと泡を分けて注ぐのではなく、一度で完璧なバランスで注ぎ切る職人技。ジョッキの内側をビールが螺旋を描きながら注がれていき、余計な炭酸が抜けて飲みやすくなるのです。銀座ライオンのビールはさすがの美味しさなのですが、一度井上さんの注ぐビールを飲んでみたいなぁ・・・

www.sapporobeer.jp

 

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原材料は麦芽とホップのみ。麦芽に一部カラメル麦芽を使用して、香ばしさを引き出しています。個人的にカラメル麦芽を使用したアンバー系のビールが好みなので、とても楽しみな一本です。

 

ほのかな香ばしさと優しい甘さと苦さが後を引くビール

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グラスに注がれたビールはやや濃色の琥珀色。この時点ではさほど香りは感じません。一口飲むと、カラメル麦芽の香ばしさをほどよく感じながら、ほのかな優しい甘さと苦味が口に広がっていきます。優しく、丸みのある甘みと苦味が絡み合いながら、喉を通ればもう一口飲みたくなる後味、コクを感じます。

 

去年飲んだときも同じ感想を持ちましたが、決してエッジの効いた風味ではないのですが、かえってそれが飽きを感じさせずに何杯でも飲めそうな味わいになっています。香ばしさや甘み・苦味が強くないので食事の邪魔にもなりません。クリスマスや年末年始のディナーにも合わせやすいビールです。

 

同じアンバー系のビールでは、エビスの飲食店限定ビール「琥珀エビス」が有名ですが、琥珀エビスよりも丸く優しい味わい。琥珀エビス好きの方はもちろんのこと、あまり濃色系のビールを飲まない方にも楽しめるビールかなと感じました。私、個人的に銀座ライオンスペシャルはかなり好みのビールです。

 

銀座ライオンスペシャル、ぜひ年末年始の食卓に一本加えてみてはいかがでしょうか?

1日の終わりにくつろいで飲みたいビール。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「ディープアロマ」!

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セブン&アイ限定のプレミアムモルツ「ディープアロマ」

 

2018年12月11日(火)、全国のセブン&アイグループ限定のビール「サントリー ザ・プレミアム・モルツ ディープアロマ」が発売されました。通常のプレモルのブルー×ゴールドとは異なる、レッド×ゴールドのカラーリングが印象的なデザインになっています。

期間限定ではなく、セブン&アイの通常ラインナップとして展開されるようなので、セブンイレブンやヨーカドーでいつでも購入できるみたいですね。

 

この「ディープアロマ」のテーマは「癒し」や「くつろぎ」。1日の終わりにリラックスできるビールとのこと。割とビールっていえばリフレッシュや爽快感みたいなキーワードが頭に浮かびますが、ディープアロマはそれらと対極の位置づけとしているようです。

 

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「心和む熟成香」を表現するため、プレミアムモルツを醸造する際に使用しているダイヤモンド麦芽のほか、カラメル麦芽やミュンヒナー麦芽など、複数の種類の濃色麦芽を使用しています。ラベルの色合いなどから、カラメルっぽい甘めな香りが楽しめそうなビールと見ましたが、果たしてどんな味わいになるのでしょうか。

 

心ほどく、やさしい風味の「ディープアロマ」

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さっそくグラスに注いでみると、色はほんのり濃い目のゴールドに見えます。注いだ時点での香りはいつものプレモルのようです。一口飲んでみると、香ばしさというよりは芳醇な香り、やや甘い香りが広がります。口に入れた瞬間、炭酸の刺激をピリッと感じますが、のどの通りはスムースで、ゆるやかに体に入っていく感じ。いつものプレモルと比べると刺激がおだやかで、苦みも控えめ。甘めの香りとコクが広がっていきます。たしかに、ゆるく飲める一杯ですね。

 

いつものプレモルは、炭酸の刺激も感じつつ、ホップの香りやコク深さがはっきり感じられるビールで、なんというか派手なビール。それと比べるとディープアロマはおだやかでゆるやか。晩酌にもあいますが、グラスにしっかり注いでゆっくり飲みたいビール。小さいコップよりは、ビール一本分入りきる大きめのグラスに注いで、ゆるゆるっと飲みたいビールです。

 

大手ビールメーカーのレギュラーラインナップの中では珍しい「リラックス」がテーマのビール。1本試しに飲んでみてはいかがでしょうか。

平成最後の年末をクリアに締めくくる、アサヒスーパードライ 澄みわたる辛口!

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クリアに澄みきったスーパードライ

 

2018年12月4日、アサヒビールより特別なスーパードライ「アサヒスーパードライ 澄みわたる辛口」が発売されました。

 

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 原材料自体は通常のスーパードライと変わらない「麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ」で、アルコール度数も5.5%と変わりません。ただ、原材料の中身にこだわっているのが「澄みわたる辛口」のウリになっています。

 

麦芽は2018年に国内で生産されたゴールデン大麦を使っています。そんな火でも収穫後により早く製麦した国産とれたて麦芽を用いた「雑味を抑えた清澄度の高い澄みきり麦汁のみ」を使用していて、ここからも澄んだ感じの雰囲気が伝わってきます。

 

また、ホップについても新技術で生まれた「クライオホップ」を使用しています。これはホップの苦味や香りの元になるルプリンという成分だけを抽出したもので、余計な雑味などが含まれない、クリアな風味を生み出してくれる、とのこと。

 

もともとスーパードライが雑味のない「キレ」で勝負するビールですが、澄みわたる辛口はどのような味なのか、さっそく飲んでみましょう! 

 

クリアでクールなスーパードライ

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グラスに注いでいく分には、通常のスーパードライとあまり違いは見られません。香りも色もこの時点では変化がないように見えます。

 

一口飲んでみると、スーパードライらしい炭酸の刺激が感じられ、スーパードライのようなドライさが伝わってきます。ただ、スーパードライらしい味なんだけど、さらにクリアに感じます。文字通り澄みわたる辛口で、雑味のようなものがほとんど感じられません。クリアと言うか、クールな感じ。

 

麦芽やホップなど、新鮮で雑味のないものを使用しているということで、スーパードライのキレに加えて、その名の通り「澄みわたる辛口」を実現しているビールです。

 

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通常のスーパードライと比べてみました。澄みわたる辛口と違うところは、喉を通るときの刺激というか、ザラッとした苦味があるところですかね。スーパードライらしい、のどごしの刺激。澄みわたる辛口は、こののどごしの刺激がクールだった気がします。ものすごく大きな違いがあるわけではないのですが、飲み比べていると確かに感じる、のどごしの刺激の違い。

 

本格的に寒くなってきましたが、暖房の効いた部屋であたたかい食事を食べながら、キューッと冷えた「澄みわたる辛口」でキリッと喉を潤す・・・平成最後の年末をクリアに締めくくるのにふさわしいビールではないでしょうか。

クリスマスディナーを華やかにしてくれそう。赤ワインのような「ヱビス 薫るルージュ」!

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赤ワインのようなヱビス「ヱビス 薫るルージュ」

 

2018年11月20日、店頭に赤いラベルのヱビス「ヱビス 薫るルージュ」が並びました。クリスマスシーズンをターゲットにした「ワインのような」ヱビスと銘打たれたビールとなっています。

 

赤いヱビスといえば、フランスのシェフであるジョエル・ロブション氏と共同開発した「ヱビス with ジョエル・ロブション 格別の乾杯」というビールがあります。格別の乾杯はシャンパンをイメージさせるビールですが、薫るルージュはワイン、しかも赤ワインなんですね。

 

ちなみにルージュはフランス語で「赤」を指す単語。ワインといえばフランス、なのでフランス語で赤を指すルージュを冠しているのかな、なんて想像してみたり。

 

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原材料はヱビスのこだわり、麦芽とホップのみ。麦芽にはルージュの色合いを出すためにカラメル麦芽が一部使われています。また、ホップにはモザイクという品種が使われています。甘いフルーツの香りを生み出すホップで、ワインを想起させる甘く芳醇な香りを作るために使われているようですね。

 

アルコール度数は6%とビールの中ではやや高め。飲みごたえがありそうです。 

 

甘み・苦味・コクが広がる華やかなビール

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さっそくグラスに注いでみると、色はビールの名の通りルージュ。琥珀色というよりは緋色、と表現するのがよいのかな。ビールを注いでいる間にも、ほのかに甘いフルーツの香りがただよいます。柑橘っぽい香り。

 

一口飲むと、まずはフルーティな甘みが広がり、そのあとに苦味が口に残っていきます。甘みは熟したフルーツのような甘みという表現があっているかな。

ビールが喉を通ったあとも、苦味や余韻が口に残り、しっかりとしたコクを感じさせます。ホップのフルーティさや口に含んだときの甘みと苦味、そして香り。渋くはないけど、後味がわりとどっしりしているので、なるほど赤ワインのようなビールとはこういうことかな。

 

「フルーティ」と聞くと飲みやすくてちょっと軽めなビール、と思いがちですが、なかなかどうしてしっかりビールなので、このあたりはさすがヱビスなのかなと思いました。あくまでヱビスなので、飲みやすいビールではなく、ヱビスらしい飲みごたえや苦味・コクを表現しているといったところでしょうか。

 

グラス飲みを推奨。ワイングラスも似合うビール

ヱビス 薫るルージュは香りもしっかり楽しみたいビールなので、ぜひグラスに注いで飲むことをおすすめしたいです。香りもよく、色も美しい緋色。普段使いのタンブラーもよいですが、美しい曲線のワイングラスに注いで、色と香りを楽しみながらディナーを・・・なんて飲み方も似合うビールです。

 

ちょうどこれからクリスマスシーズンに入っていくので、クリスマスディナーを楽しむときのお供にいかがでしょうか。

"大麦のワイン"「サントリー TOKYO CRAFT バーレイワイン」はグラスに注いでゆっくり楽しみたいビール

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「大麦で作られたワイン」バーレイワイン

 

2018年11月13日、店頭に紅いラベルのビール「サントリー TOKYO CRAFT バーレイワイン」が並びました。サントリーのクラフトビールシリーズである「TOKYO CRAFT」の新たなラインナップになっていて、季節限定での発売を予定しているビールです。

 

バーレイワインとは「麦のワイン」

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今回TOKYO CRAFTが醸造した「バーレイワイン」とはどのようなビールでしょうか。調べてみると、もともとは19世紀にイギリスで発祥したビールスタイルとのこと。気候の関係でブドウの栽培ができなかったイギリスにおいて「ワインのような飲みごたえのあるアルコール飲料をビールで作ってしまおう」と醸造されたビールを指しています。ワインのようにアルコール度数を高くするため、長期熟成させているという特徴もあります。

 

バーレイワインの「バーレイ(Barlay)」は大麦を指す英単語なので、文字通り大麦で作ったワイン、という名のビールなのですね。

 

アルコール度数が高いぞ!

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ワインのようにアルコール度数を高めたビール、ということで、アルコール度数はビールとしてはかなり高い9%!プレミアムモルツが5,5%なので、普段のビールの倍近いアルコール度数になっています。

 

また、ビールのカロリーはアルコール度数に比例して高くなるため、バーレイワインのカロリーもやはり高いようです。缶一本分の350mlに換算するとおよそ280キロカロリー。500mlのコーラよりカロリーが高い!!数値からも濃厚で芳醇な感じがうかがえます。

 

ウイスキーのようなコクのある甘みがあるビール

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さっそく飲んでみるべくグラスに注いでみると、出てきたビールは少し濃いめの色合い、ゴールドというよりは少し赤茶かかった感じの色です。

 

まずは一口飲んでみると、いきなり濃厚な風味が口の中いっぱいに広がります。まず感じるのはコクのある甘み。舌触りも少しまろやかに感じられます。アルコール度数が高いので、甘みとともにアルコールの風味もやや強めに出てきています。

 

ワインというよりはウイスキーに近い感覚かな。ストレートでウイスキーを飲んだときのまったりとした舌触りと甘み、そしてアルコールの強さ。濃厚・重厚な味わいです。

 

グラスに注いで飲んでほしいビール

味わいの濃厚さは、普段飲んでいるビールとは別物。アルコールの高さも別物で、普段どおりのペースで飲むと一気に酔いが回りそうです・・・バーレイワインは缶から直接ではなくぜひグラスに注いで飲むのをオススメしたいです。グラスに注いで、じっくり飲みながら温度の変化による風味の違いを楽しんで、一杯を満喫する・・・そんな飲み方が似合うビールです。グラスもワイングラスにしてみると、気分も高まりますね。

 

 

秋冬の夜のおともに、じっくり一杯楽しめる「サントリー TOKYO CRAFT バーレイワイン」はいかがでしょうか?

今年で丸30年を迎えた「サッポロ冬物語」がビール界隈に冬の到来を告げる

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 今年も冬が始まる


2018年10月30日、店頭に白いラベルの「サッポロ 冬物語」が並びました。冬のビールの代名詞にして、日本における季節限定ビールの筆頭が今年もビール界隈に冬を運んできてくれました。

 

冬物語は1988年に季節限定ビールとして発売されて以来、30年続いてリリースされている、季節限定ビールのパイオニアです。「冬物語」の名は、シェイクスピアの戯曲「The Winter's tale」から取られたのだとか。なかなか洒落ているなぁ。

 

1988年から続いてきたビールで、今年で丸30年。実は2009年のみ発売されなかったことがあり、今年で30本目の冬物語になりました。丸30年で丸30本の冬物語。

 

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原材料は麦芽・ホップに加えてコーン・スターチと黒ラベルと同じです。麦芽についてはコク深い味わいのウィーン麦芽を一部使用していて、まろやかさを引き出しています。アルコールは6%。アルコールの高さもあって、100ml当たりのカロリーは50キロカロリーとやや高めになっています(アルコール5%のサッポロ黒ラベルは40キロカロリー)。

ビールのカロリーは、アルコールの高さと原材料に由来するものによるので、おそらく冬物語は麦芽もリッチに使っているのかな、なんて思われます。

 

まろやかさとコク深さを味わえる冬物語

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グラスに注いだビールは少し濃い目の褐色気味なゴールド。見た目からコク深い感じを受けます。飲んでみると、なめらかさのある舌触り。苦味よりも旨みが広がります。アルコール6%ということで飲みごたえはありますが、パンチが強いというよりはうまくまろやかさに転化している印象で、飲みやすささえあります。冬の食卓によく合うビール。鍋料理なんかと合わせてもいいですよね。

 

冬物語を飲んで、今年も冬がやってくるなと感じる季節になりました。あたたかい部屋で、冬物語を飲みながらおいしい食事を食べる。幸せな時間の過ごし方ですね。

通常の一番搾りと「とれたてホップ生ビール」を飲み比べて、秋の訪れを感じる

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今年も「とれたてホップ生ビール」の季節がやってきました 

 

2018年10月23日(火)、店頭に「キリン一番搾り とれたてホップ生ビール2018」が並びました。その年に岩手県遠野市で収穫されたホップを使って醸造された一番搾りで、毎年秋に発売されています。2018年で15年目を迎える、秋の風物詩のビールといえる1本です。

 

毎年リリースを楽しみにしているビールなのですが、今年は通常の一番搾りと飲み比べてみようかな、ということで一番搾りととれたてホップ生ビールの2本を買ってきました。平日に自宅で飲むときはほとんど缶ビール1本くらいしか飲まないのですが、2本飲んでしまいましょう。なんといっても飲み比べですからね(白い目でこちらを見てくる奥さんから目をそらしながら)

 

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とれたてホップ生ビールの方は、フレッシュなホップをイメージさせるようにホップの絵がデザインされています。ラベルの裏側には、一番搾り麦汁で作ったという一番搾りの特長が説明されています。とれたてホップ生ビールの方に書かれている「今年も、おいしくできました。」という一文が毎年恒例な感じを醸し出していていいですね。 

 

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原材料や栄養成分は通常の一番搾りととれたてホップ生ビールは変わらず。違いはホップの種類が違うだけ、というところなんですね。 

 

それでは、改めて一番搾りと「とれたてホップ生ビール」の飲み比べといきましょう。

 

すっきりした飲み心地の「一番搾り」

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まずは通常の一番搾りからいただきます。2017年に中身をリニューアルしたのは記憶に新しいところ。CMやキャンペーン、イベントなど大々的に打ち出して、その結果は上々と聞いています。私もリニューアルのイベントに行きましたが、新しい一番搾りは飲みやすいビールになったな、と感じたのを覚えています。

 

さて、そんな一番搾りですが、改めて飲んでみるとすっきりとしたビールだということを感じさせてくれます。ホップの香りが際立ち、飲んでみると雑味なくすっきりと喉を通っていく味わい。大手ビール4社のレギュラービールの中でも、特に飲みやすい1本だと思います。食事にも合わせやすいし、美味しいですよね。

 

 花のようなホップの香りと、透明感を感じる「とれたてホップ生ビール」

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続いては「とれたてホップ生ビール2018」を飲んでみることにします。このビールは国産の品種である「IBUKI」というホップを使っています。花のようなフローラルな香りを漂わせるホップで、グラスに注いでみるとほんのりと花の香りがしてきます。液体の色は通常の一番搾りに比べるとほんの少し薄いというか明るめですね。

 

さっそく飲んでみると、IBUKIの香りがまず広がって、喉を通るときにはすっきりとひっかからずに通っていってしまいます。雑味とかエグ味がまったくない、透明感を感じるビールです。ホップの香りは効いていますが、苦味は割と弱めでさわやかな味わい。するするーっと飲めてしまうビールです。

 

もともと通常の一番搾りがさわやかな飲み心地なので、新鮮なホップを新鮮なうちに使った「とれたてホップ生ビール」なら、そのさわやかさが際立つのも納得です。柄にもなく「秋の風のような」・・・なんてソムリエみたいな表現をしたくなるビールです。

 

今年も美味しいビールをありがとうございます。一番搾り とれたてホップ生ビールで秋の訪れを感じてみませんか?