ビヤホールの特別な一杯が自宅で飲める「銀座ライオンビヤホールスペシャル」
2018年12月18日(火)サッポロビールより「銀座ライオンビヤホールスペシャル」が発売されました。2017年には「銀座ライオンスペシャル」という名で発売されたビールですが、今年は名前にビヤホールという名を冠して再度登場となりました。
この「銀座ライオンビヤホールスペシャル」は、その名の通り日本を代表するビヤホール「銀座ライオン」の創業110年を記念して特別醸造されたビールをモデルに作られたビールになっています。
2018年版の特長としては、醸造のプロジェクトに銀座ライオンのビール注ぎの達人として知られる井上克己氏が参加して、ビヤホールの味わい・飲み飽きない旨さを追求したという点でしょう。
井上克己さんは銀座ライオンが誇るトップカウンターマン。ビヤホールのビールの美味しさに責任を持つ方です。銀座ライオンのビール注ぎの流派は「一度注ぎ」。ビールと泡を分けて注ぐのではなく、一度で完璧なバランスで注ぎ切る職人技。ジョッキの内側をビールが螺旋を描きながら注がれていき、余計な炭酸が抜けて飲みやすくなるのです。銀座ライオンのビールはさすがの美味しさなのですが、一度井上さんの注ぐビールを飲んでみたいなぁ・・・
原材料は麦芽とホップのみ。麦芽に一部カラメル麦芽を使用して、香ばしさを引き出しています。個人的にカラメル麦芽を使用したアンバー系のビールが好みなので、とても楽しみな一本です。
ほのかな香ばしさと優しい甘さと苦さが後を引くビール
グラスに注がれたビールはやや濃色の琥珀色。この時点ではさほど香りは感じません。一口飲むと、カラメル麦芽の香ばしさをほどよく感じながら、ほのかな優しい甘さと苦味が口に広がっていきます。優しく、丸みのある甘みと苦味が絡み合いながら、喉を通ればもう一口飲みたくなる後味、コクを感じます。
去年飲んだときも同じ感想を持ちましたが、決してエッジの効いた風味ではないのですが、かえってそれが飽きを感じさせずに何杯でも飲めそうな味わいになっています。香ばしさや甘み・苦味が強くないので食事の邪魔にもなりません。クリスマスや年末年始のディナーにも合わせやすいビールです。
同じアンバー系のビールでは、エビスの飲食店限定ビール「琥珀エビス」が有名ですが、琥珀エビスよりも丸く優しい味わい。琥珀エビス好きの方はもちろんのこと、あまり濃色系のビールを飲まない方にも楽しめるビールかなと感じました。私、個人的に銀座ライオンスペシャルはかなり好みのビールです。
銀座ライオンスペシャル、ぜひ年末年始の食卓に一本加えてみてはいかがでしょうか?