ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

ネコと夜景とビール

普段の家飲みはビールばかりのビール好きブロガーが大手4社の新ジャンルを飲み比べてみました

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見せてもらおうか、新ジャンルの実力とやらを!

 

普段はビール派でビールばかり飲んでいる私ですが、今回は趣向を変えて「新ジャンル」を飲み比べてみることにしました。

 

きっかけはアサヒの新ジャンル「極上<キレ味>」 のリリースを見たこと。お、スーパードライの新作かな?と思っていたら実は新ジャンルだった、というオチなのですが、スーパードライに近いデザインで登場する新ジャンルにちょっと興味がわいてきて、一本飲んでみようかと。そうしたら、キリンの「本麒麟」やサッポロの「麦とホップ」もリニューアルしたばかりということを知り、興味本位で飲み比べをしてみようか、とやってみた次第です。

 

正直な話、昔は「いやいや言うても新ジャンルだし・・・」「やっぱりリキュールっぽい感じは否めないし・・・」とちょっと敬遠していた部分があったのですが、飲んでみるとなかなかどうして美味しいし、ビールに近い風味も感じられるな、と驚きました。

 

飲み比べの順番はメーカー名50音順でお送りします。

 

 

<ちなみに>新ジャンルとは?

今回の記事では「発泡酒」と「麦由来のスピリッツ(蒸留酒)」を混ぜた酒類のことを指しています。缶のラベルには<リキュール(発泡性)①>として分類されているものですね。

ちなみに「第三のビール」というと「麦以外の原材料を発酵させて醸造したビール系飲料」を指しているんですよね。例えばキリンの「のどごし生」は麦芽の代わりに大豆タンパク質を原料として醸造しています。このあたりはややこしいですが、現在の主流が「リキュール(発泡性)①」なので、このタイプの看板商品を飲み比べてみた、という記事に仕立てています。

 

【アサヒ】最上級のキレを実現した「極上<キレ味>」

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まずは、アサヒビールの新商品「極上<キレ味>」からいただきます。アサヒビールには「クリアアサヒ」という新ジャンルの主力商品がありますが、それにとって代わる新たな新ジャンルの顔になりそうな一本です。

 

キャッチコピーは「冴えるキレ 味、本格」。冷涼感のあるホップや高発酵によるキレが特長。なによりラベルデザインやイメージカラーをアサヒビールの看板であるスーパードライに近づけてきたのは、自信の表れのように感じます。

 

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ビールと同じく、醸造の過程で発酵度合いが高いということは、ビールの糖分を多く使って発酵することになるので、カロリーはやや低めになっています。また、原材料になる発泡酒は麦芽とホップ、大麦とビールの原材料のみを使用したものになっていますね。副原料がないので「麦100%」、なるほど。

 

シャープでドライ。雑味なしな「極上<キレ味>」

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さっそく飲んでみることにしましょう。カラーはビールさながらの美しいゴールド。一口喉を通すと、ものすごくシャープな風味とドライな後味。これは確かに極上のキレ味です。

 

また、個人的に新ジャンルのビールで気になっていた雑味がほとんど感じられません。とてもクリアな一杯。 キンキンに冷やして飲むのがおススメですね。個人的にはこのシャープでクリアな風味は好みなのですが、一方で「うーん、ちょっと軽いな」と感じる人もいると思います。このあたりは好みですね。スーパードライ好きな方には「お、新ジャンルもやるじゃん」と感じるのではないでしょうか。個人的には好き。

 

厳選素材と伝統の製法が生み出す旨さとコクの「本麒麟」

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続いてはキリンビールの新たな顔となった新ジャンルの「本麒麟」です。2018年に登場してからというもの、あっという間に新ジャンルの主役に躍り出た印象ですが、日経トレンディの『2018年ヒット商品ベスト30』にアルコール飲料で唯一ランクインしたというところからもうかがえます。

しかも、その勢いをさらに加速させようと早くも中味をリニューアルさせてきました。物は試しと発売当初に一度本麒麟を飲みましたが、確かにビールのような飲みごたえを感じたことを覚えています。リニューアルでどのように変わるのかが楽しみですね。

 

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大手4社の新ジャンルの中ではアルコール6%とやや高めに設定してあるのが特長。その分カロリーもやや高め。アサヒの「極上<キレ味>」とは真逆の存在というところでしょうか。

アルコールの高さは飲みごたえを生む一方で、アルコール臭が感じやすくなる場合もあるんですよね。初代の本麒麟も飲みごたえがった中で、ややアルコール臭が感じられたように覚えています。果たしてリニューアルした本麒麟はいかがでしょうか。 

 

ビールに最も近い新ジャンルかもしれない

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グラスに注ぐと、ほんのり濃い目のゴールド。飲んでみるとビールさながらのコクが口に広がります。アルコール度数の高さもあって、しっかりとした飲みごたえ。アルコール6%ながら「わざとらしい」感じがなく、アルコール臭さもあまり感じられませんでした。かなり自然に飲みごたえを感じます。これは最もビールに近い新ジャンルかもしれない。新ジャンルの新たな王者の風格。売れる理由がわかります。

 

ビールそのままの素材にこだわる「麦とホップ」

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3本目はサッポロビールの新ジャンル「麦とホップ」です。2018年12月に中味のリニューアルを行い、ラベルにも「新」のマークが記されています。麦のうまみからくる「最高の一口目」を目指しているとのこと。実はこれまで飲む機会がなくて、今回初めて飲みました。

それにしても、ビールの素材そのものである「麦とホップ」っていう名前ってよく考えるとすごいですよね・・・ 

 

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その名の通り、原材料には麦とホップのみ。 

 

すっきりとした一口目とほのかな甘みにバランスの良さを見た

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ラベルのカラーのような美しいゴールドのビール。まずは一口。「最高の一口目」はすっきりとした風味の中にほのかな甘みを感じます。飲んだ後、鼻の奥でほんのりとリキュールっぽいアルコールの風味を感じますが、それほど強くはありません。軽すぎず重すぎず、新ジャンルとしてバランスの良い中味のように感じました。さすがは11年続く定番の新ジャンル。新ジャンルのスタンダードと言えそう。

 

リニューアルを控えた「金麦」

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そして大トリはサントリーの新ジャンル「金麦」です。檀れいのCMはよく目にしましたね。実家が一時期金麦になったことがあって、何度か飲んでいました。 

実は2019年1月上旬の製造からリニューアルされた金麦が出荷されるとリリースされていたのですが、今回手にしたのはどうやらリニューアル前の金麦だったようです。ラベルに「いい麦と、天然水」と書かれているのがリニューアルした後の金麦なんですね。

 

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原材料を見て目を引いたのはスピリッツ。他の3社が大麦のスピリッツを使用している中、金麦は小麦のスピリッツを使っています。小麦を使ったビールは甘さやフルーティさが特長になりますが、新ジャンルではどのように作用するのか。これは気になる。 

 

甘さと軽さが飲みやすさに繋がっている感じ

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グラスに注いだ金麦はきれいなゴールド。 一口飲むとまず感じるのは甘味。そして軽快な後味。この甘味は小麦のスピリッツを使っているところにあるのかもしれません。白ビールとまではいいませんが、小麦の効果でフルーティで飲みやすさを追求しているのかな。

甘味の中には、サントリーの看板商品であるプレミアムモルツ<香るエール>の香りのようなものも感じます。甘味を通じてプレモル感を表現しているのかな、なんて考えたり。そしてリニューアルした中味はどのような感じになるのかも楽しみです。

 

飲み比べると、違いがよくわかる

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興味本位でビールメーカー大手4社の主力新ジャンルを飲み比べてみました。思っていた以上に美味しかったなー、というのが正直な感想です。そして、各メーカーとも主力のビールの風味に近い感じで作っているのかな、という風にも感じました。

 

スーパードライのキレ味をほうふつとさせる「極上<キレ味>」、ホップと麦芽の風味のバランスが良い黒ラベルのような「麦とホップ」、プレミアムモルツの香り高い風味をイメージしたかのような「金麦」。「本麒麟」は一番搾りとは違う感じですが、往年のラガーをほうふつとさせるような飲みごたえがありますね。

 

こうやって飲み比べてみると各社のウリの部分や特長がわかりやすく感じられるので、なかなか面白いものですね。個人的な好みではアサヒの「極上<キレ味>」のドライでクリアな飲み口が気に入りました。普段はビールがメインですが、たまには「極上<キレ味>」のクリアなキレを楽しみにの飲んでみてもいいかも。

 

普段飲んでいるビールや新ジャンルとは違う品種を買って飲んでみると、自分の好みがわかるような感じで楽しかったです。気になった方はぜひ試してみてくださいね!