「肉専用」ペールエールとは!?
昨日は11月29日、いわゆる「いい肉の日」でしたね。そんな日にふと会社近くのローソンを覗いてみるとビールの棚に見慣れない赤い缶があるのを見つけました!その名も「肉専用ペールエール」。いい肉の日にふさわしいビールがリリースされていました。これは買わねば!と思わず会社帰りに購入です。税込み335円でした。クラフトビール価格というところですね。
このビールを醸造したのは沖縄の酒造メーカー「ヘリオス酒造」さん。元々は米軍向けにラム酒の製造から始まった会社です。沖縄といえばオリオンビールが有名ですが、沖縄で最初のクラフトビールを醸造したのはこのヘリオス酒造さんだとか。ゴーヤーを使った「ゴーヤーDRY」が有名ですね(酒税法上、発泡酒に位置づけられますが)。
そんなヘリオス酒造さんがこの度リリースした「肉専用ペールエール」は2016年9月に開催された「けやきビアフェスティバル」で初登場したビールで、この度ローソン限定で先行発売されました。ヘリオス酒造さんのホームページにも「肉専用ペールエール」の情報が載っておらず、たまたまローソンの陳列棚で見かけて知った、という。肉専用だけに牛の絵が書いてあるのがいいですね。
赤いラベルに「◯◯専用」と書かれるとつい「シャア専用」が思い浮かんでしまうのは年齢のせいでしょうか・・・
肉専用「ペールエール」ということで、ホップの香りに特徴のあるビールのようです。また、あくまでフードペアリングに基づいた結果「肉専用」と銘打っただけで、科学的根拠はないとのこと。これはいろいろと楽しみなビールですね!
肉に負けないホップの香りと苦味!
さっそく缶を開けてグラスに注げば、赤みの強いビールがグラスへと注がれていきます。ホップの香りがしてきますね。なかなか泡立ちのよいビールで、泡を作ろうと少し高いところからグラスの底をめがけてビールを注ぐと、しっとりクリーミーな泡が出来ました。
飲んでみるとホップの香りが上顎から鼻に抜けていきます。柑橘系の香りとともにしっかりした苦味が口に広がります。使用しているホップは柑橘系の香りのする「ハラタウブラン種」に柑橘系の中にメロンの香りが漂う「ヒュールメロン種」という香り高いホップ。それぞれのホップの特徴が出た味わいになっていて、柑橘系の香りと苦味のなかに、ほんのりと丸みのある甘みがあるのがなかなか不思議な味わい。
「肉専用」の名前から、肉料理に合わせるとすると、繊細な肉の味を楽しむ料理よりはタレなどでしっかり味のついた豪快な感じの肉料理に合わせて飲むとよく合いそうです!ビールの味自体が結構しっかりしているので、唐揚げとか焼き鳥なんかと合わせても良さげ。ローソン限定販売なので「肉専用ペールエール」と「からあげクン」で一杯!なんていうのも面白そうです!
肉も料理もガッツリいくスタイルに合わせたい「肉専用ペールエール」!なかなか珍しい一本です!