サッポロビールの秋限定「焙煎生ビール」が登場!
2019年8月20日、お盆休みが明けて大手ビールメーカーの秋限定ビールが次々にリリースされました。ビール業界的にはお盆が明けるともう秋の気配ですね。例年お盆明けはまだまだ残暑が厳しいのですが、今年はなんだか暑さがやわらいで夜は過ごしやすく感じます。秋向けの濃厚で芳醇な味わいのビールを飲むのにちょうどいい気候ですね!
まず最初にレビューしたのはサッポロビールから登場した秋限定のビール「焙煎生ビール」です。
もともと焙煎生ビールは1992年にはじめて登場したビールで、その後2009年に全国の主要コンビニで限定販売されましたが、その後は表舞台から姿を消していたビールです。
それから9年後、秋限定仕様にマイナーチェンジを施して戻ってきたのでした。ラベルのデザインも2009年当時のものをベースにしていて思わず「懐かしい」と感じた人もいるかもしれませんね。
余談の余談ですが、2018年に焙煎生ビールを飲んで写真を撮って下書きまで作ったのですが、仕上げ損ねて公開の時期を逸したのは秘密です。今年も発売されてよかった・・・
原材料はサッポロ黒ラベルと同じ。原材料は同じなのにまったく違うタイプのビールができるのが面白いところですよね。ということで、秋限定の「焙煎生ビール」さっそく飲んでみましょう!
焙煎麦芽の香ばしさと甘み感じるアンバーなビール
グラスには茶色のビールが注がれていきます。見るからに香ばしい濃色のビール。
飲んでみると、焙煎された麦芽の香ばしさと、カラメルのような甘みを感じます。アルコール度数が6%あるということもあり、ボディがしっかりで飲みごたえがありますね。そして舌の上に残る後味、コクがあります。どっしりした重さはないですが、力強い味わい。黒ビールほど香りやコクが強くないので、思った以上に飲みやすいビールです。
ビールの温度が高くなってくると、麦芽のもつ甘みがより強く感じられます。晩酌だけでなく、ビールだけを飲んで楽しむのもいいかもしれません。
高アルコールビールで感じやすいアルコールそのもの香りはありますが、うまく麦芽の香ばしさにまぎれているのでそこまで気になりませんでした。
秋は味わい深い芳醇なビールが次々とリリースされていきます。ぜひ好みのビールを見つけて楽しんでみてくださいね!