コンビニ限定発売の低アルコールビール
2018年2月13日、全国のコンビニ限定で「サントリー ザ・モルツ 麦香る3.5%」が発売されました。サントリーのレギュラービールであるザ・モルツと同じく粒選り麦芽100%の ビールながら、アルコール度数を3.5%とビールとしてはかなり低めに仕上げた一本です。
去年くらいから第三のビールを中心に高アルコールタイプの商品が出るようになってきています。今年はアサヒビールがレギュラー商品としてアルコール7%の「アサヒ グランマイルド」をリリースするなど、高アルコールが流行のようになっています。
その流れとはまったく正反対の低アルコールで出てきた「麦香る3.5%」。どんなビールか楽しみです。
ライトなボディながら、麦の甘みが感じられる
缶を開けると通常のザ・モルツと同じく華やかなホップの香りがしてきました。グラスに注いだビールは明るめのゴールド。見た目からライトです。
飲んでみると、するっと飲めてしまうライトなビール。アルコール度数が低いと相対的にボディが軽くなります。冷蔵庫から出したばかりでキンキンに冷えていると苦味も弱めで軽さだけが目立ってしまう感じ。少し室温になじませると、名前の通り麦芽の香りというか、甘みが感じられます。
低アルコールより低カロリーで推すのがいいのかな?
正直なところ、ビール単体として見るとあまりパンチ力はないのですが「麦芽100%のビールなのに低カロリー」とすると、結構魅力的なのではないかと感じました。
麦香る3.5%のカロリーは100mlあたり33kcal。同じサントリーのビールと比較すると、プレミアム・モルツより30%も低カロリーなんです。モルツと比べても25%低い。さらには、第三のビールで糖質カットをうたっている「金麦<糖質75%オフ>」とカロリーは同じ。第三のビールで糖質を75%カットしたのと同じカロリーなのに、麦芽100%ってすごいですよね!
飲みごたえという点では第三のビールより麦芽100%のビールに軍配が上がりますし、カロリーOFFという魅力を打ち出していくといろいろな客層に手に取ってもらえるんじゃないかなぁー、なんて感じた「ザ・モルツ 麦香る3.5%」なのでした。