ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

ネコと夜景とビール

電車大好きの息子くんを東武博物館へ連れて行って遊んできました

DSC_8518

電車に夢中な息子くん 

 

ここ最近、電車に夢中な息子くん。買ってもらった乗り物図鑑はほぼ鉄道しか見ないし、保育園の登園のときも電車を一本見ないと納得してくれなかったりと、電車熱が高まってきている様子。そんな息子くんに楽しんでもらおうと、東武博物館へと遊びに行ってきました。

 

DSC_8505

電車を見るのは好きだけど、電車に乗るのはまぁまぁといったところ。 

 

DSC_8521

東武博物館は、東武スカイツリーラインの「東向島」駅ですぐの場所にあります。東向島は北千住と浅草の間にある駅で、各駅停車のみ停車する駅です。

駅を出てすぐ、というか駅の高架の下が博物館になっているので、改札を出て高架に沿って歩けば雨にも濡れず、アクセス至便なのも子連れ家族には嬉しいところ。

入館料も大人ひとり200円、子どもは4歳から中学生までが100円とかなり割安。鉄道好きに目覚めたばかりのチビっ子が無料なんてありがたい・・・!

 

昔と今をつなぐ展示

DSC_8623

東武博物館は、1989年に東武鉄道90周年を記念して開館されました。東武鉄道の歴史を振り返るパネルや、実際に使われていた車体などが展示されています。 

入り口すぐの場所には、1899年の東武鉄道開業に向けてイギリスから輸入された蒸気機関車が展示されています。

 

DSC_8546

昔の車体だけでなく、現在沿線を走っている車両の展示ももちろんあります。浅草と日光・鬼怒川を結ぶ特急スペーシアのパネルに息子くんは釘付け。

f:id:daiki_bassist:20180212225249j:plain

写真におさまりきらない躍動感ではしゃぐ息子くん

DSC_8539

普段見る列車が間近で見られるということで、かなり夢中になっていました。

 

DSC_8549

電車のことはあまり詳しくない私ですが、なぜか古い車体には写欲がそそられます。大正時代に東武鉄道初の電車が展示されていました。

 

DSC_8574

DSC_8551

窓枠や床の木の感じや照明の色合い、すごくいいなぁ。なんとなく千と千尋の神隠しに出てきた車両を思い出します。今の時代にこういうレトロな車両があってもいいのに、なんて思ったり。

 

DSC_8554

2016年生まれが1923年生まれの車内を歩く。昔と今が繋がりましたね。 

 

シミュレータで大人も子どもも運転手

DSC_8584

博物館内の中でも特に人が多かったのが運転シミュレータのコーナー。こちらは模型電車の運転ができるシミュレータです。

DSC_8612

スペーシアやりょうもう、新型特急のリバティなど4種類の電車の中から好きな車両を選んで運転することができます。 

 

DSC_8582

息子くんもはじめてなら、私もはじめての運転シュミレータ。案内役の方に運転の仕方を聞きながら、息子くんを抱えてハンドルを操作する38歳。間違いなく子どもより真剣だったのは秘密です。 

 

DSC_8593

シミュレータは鉄道模型だけでなく実際の映像を使用したシミュレータも3台。こちらも大人から子どもまで行列ができていました。この男の子の操縦がすごかった・・・かなり慣熟している様子。こりゃ操縦できたら楽しいだろうなぁ。 

 

ついつい足を止めて見入ってしまう鉄道ジオラマ

DSC_8600

館内には東武鉄道の沿線を模したジオラマも展示されています。浅草を出発して、スカイツリーを横目に関東平野を走り抜けるイメージで再現されたそうです。

DSC_8606

ジオラマってついつい足を止めて見入ってしまうんですよね。確実に息子くんよりも夢中で見て、写真を撮ってしまう38歳。 次は望遠レンズでもう少し臨場感を出した写真を撮りたいなんて思ったのは秘密です。

 

他にもドイツの街並みを再現したジオラマも展示されていました。こっちもカッコイイなぁー。

DSC_8620

DSC_8626

 

人々が集まるSLの汽笛

DSC_8629

一通り館内を回って入り口に戻ってくると、続々とお客さんがSLの周りに集まってきました。これは館内で1日4回行われているSLショーで、汽笛を鳴らしながら線路の上で車輪を回転させていくデモンストレーションが間近で見られるのです。 

 

DSC_8639

SLの車輪が回る姿を至近距離で見られるのは迫力十分!大人も子どもも夢中で見たり写真を撮ったりしていました。SLカッコイイわー。

 

子連れに優しい東武博物館

子ども連れの家族が多く来館することもあるせいか、子供用の設備が充実していました。子供用トイレや授乳室はしっかり完備、2階の休憩スペースでは持ち込みのお弁当を食べてもOK。

東向島駅もエレベーターは設置済みで、館内にはベビーカー置き場もあるからベビーカーで来ても安心。めちゃめちゃ人が多いわけでもないので、子どもも好きなように歩きながら展示された列車やジオラマを楽しめるので、気軽に電車が楽しめるスポットだなと感じました。

 

小さいけれど居心地のいい東武博物館でした

子どもを連れてはじめてやってきた東武博物館ですが、大人も楽しいし、子どもも楽しんで電車に触れられる場所でした。電車好きの息子くんも大納得。鉄道博物館みたいなスケールではないですが、電車を楽しむという点では十分な大きさ。子どもにも優しいし、スタッフさんもいい感じで全体的に居心地がいいんですよね。

息子くんの電車好きが続くようなら、足繁く通うことになりそうな東武博物館でした。