いつもより一手間かけた特別なスーパードライ!
アサヒビールから数量限定の「アサヒスーパードライ みがき麦芽仕込み」が発売されました。店頭に並んだのは2017年12月19日ということで、サッポロビールの「銀座ライオンスペシャル」と並んで2017年最後の限定醸造ビールということになります。
ビールのラベルには金箔をイメージしたゴールドを使っていて、年末年始の食卓を彩る感じの色合い。そしてベースとなるシルバーのカラーリングも、通常のスーパードライのラベルより明るめになっています。
雑味がなく洗練された、スーパードライの進化系
缶からグラスに注がれたビールは明るめのゴールドの液体。スーパードライらしい色です。まず一口飲んでみると、炭酸のピリッとした刺激を舌先に感じ、飲みくちは極めてドライ。キリッとした苦味の奥に、ほんのりとホップの香りを感じさせてくれます。スーパードライのプレミアムビール版であるドライプレミアム豊醸のような豊潤さではなく、純粋にスーパードライを進化させた、という感じを受けます。スッキリだから飲みごたえがない、というわけではなく、しっかりとビールらしい香りと味わいがあります。このバランス好きだなぁ。
通常のスーパードライの場合、どことなく金属っぽい後味を感じることがあったりしますが、このみがき麦芽仕込みはそういった雑味が感じられません。その点はビールの名前にも冠している「みがき麦芽」の影響なのでしょう。スーパードライの製品サイトを調べてみると、みがき麦芽仕込みとは「麦芽粉砕技術や麦汁ろ過技術」に磨きをかけたと書かれています。仕込みの時点でひと手間ふた手間かけたからこそのこの特別なスーーパードライなんでしょうね。でも、この技術がもう少し進歩して、通常のスーパードライにも導入されたら、よりドライなビールになるんだろうなぁ。アサヒビールさん、ぜひとも。
いつものスーパードライよりもさらに洗練されたドライな風味のビールなので、年末年始の豪華で濃いめな料理にも相性が良さそう。年末年始の食事に合わせるビールとして年末何本か買っておこう。
年末の食卓を飾る、進化したスーパードライ。「アサヒスーパードライ みがき麦芽仕込み」でした!