ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

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雪の降る日に犬山城を撮りに行ってきた話

雪が降る犬山駅と名鉄線の写真

雪の降る犬山へ

 

2018年12月、年の瀬の寒波が名古屋に雪を降らせた日に犬山へ行ってきました。一度撮影してみたかった雪景色とお城の写真。ちょうど東海地方に雪が降ったタイミングと帰省のタイミングが重なったということで、勇んで雪の犬山へと行ってきた次第です。寒かった・・・寒かったけど、撮りたかった雪の犬山城の撮影ができて満足なのです。

 

雪が降る名鉄線のホームと駅員さんの写真

新幹線で名古屋に到着したその足で名鉄線に乗り込んで一路・犬山へ。名古屋から犬山へ向かうほどに強くなる雪。犬山駅へ到着した時には結構な勢いで降っていたのでした。駅員さんも寒そう・・・

 

犬山城を攻めるなら犬山遊園から

雪の犬山城と木曽川

犬山城の写真を撮りに行くとき「すぐにでも犬山城の姿を拝みたい!」と思うもの。観光における犬山城へのアクセスは、犬山駅から城下町を抜けて天守閣へ、というルートが一般的です。ただ、すぐにでも犬山城の写真を撮りたい勢としては、犬山遊園駅から城のサイドを攻めたいところ。

 

名古屋から犬山に向かう際、犬山駅のひとつ奥に位置する犬山遊園駅は木曽川のすぐそば。駅を出て2~3分も歩けば木曽川にかかる犬山橋から犬山城の横側を拝むことができるのです。

 

写真の構図としてはどうしても単調になりがち(三分割法でお城を左側に寄せがち)ではありますが、木曽川を背にした犬山城の雄姿を撮影できるスポットなのです。この日もまずは犬山橋から犬山城を撮影。

 

雪が降る犬山

名古屋市内は積雪するまで降らなかったようですが、犬山は数センチの積雪で、人通りの少ない場所にはしっかりと雪が積もっていました。足元に気をつけながら、川沿いを歩いて犬山城へ向かいます。

 

雪が積もる犬山城

しっかりと降っていた雪で犬山城も雪化粧。城を取り囲む木々もうっすらと白く染まって、まるで水墨画の世界のようです。

 

雪が降る犬山城と自動車

いつもは観光客で賑わう天守閣の外廊も、雪の日はさすがに誰もいないようです。というか、扉が閉まっていたので、外に出られなかったのかな。

 

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犬山城まであと500メートルのところで日がさし始めました。雪はまだちらついているものの、明らかに気温も上がってきたのですぐに溶けてしまいそうです。

 

犬山城へ続く遊歩道に積もる雪

とはいえ犬山城脇の遊歩道にはまだ雪が残っています。

 

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せっかくなので小さな雪だるまを作って撮ってみました。いわゆる自作自演ですね。片手で握ったせいかゴツゴツした雪だるまになってしまった・・・

 

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同じことを考える人がいたようです。でもこちらはペアの雪だるま。おしゃれだ・・・

  

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犬山城の足元にある針綱神社には、この雪の中着物で散策していた方々が。さすがに寒そう・・・雪のちらつく中歩く姿はとても絵になりますが。中望遠で撮影しても、かなりトリミングしなければ雪のちらつく姿までは写らないものですね。雪の日は望遠レンズでスナップ・・・できるか?

 

余談ですが、奥さんが着物の着付けを習っていて、後日このときの話をすると「さすがにこれは寒いよ・・・」と。レンタルだと上着までは借りられないのか、オプションなのでお金がかかるのかはわかりかねますが、寒いときは普段使っているような長めのストールを首から肩にかけて巻いておくと多少は暖かいとか。

 

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城下町へ降りてくるとすっかり雪もやんで足元の雪だけでなく犬山城の瓦の雪も溶け始めていました。 犬山城の雪景色を楽しめたのはほんのわずかな時間だけ。思い切って行ってみて良かった。

 

それにしても寒かった・・・今度は暖かい春の犬山城を撮りに行こう。