行列ができる、福井の油揚げ
福井県には行列を呼ぶ油揚げがある! ということをご存じでしょうか。テレビなどでも取り上げられ、直営のレストランには行列ができるという名物の油揚げがあります。その油揚げが東京でも手に入れることができたので購入してみました。この油揚げ、ただものではない・・・!
東京・南青山の「福井県アンテナショップ」でお買い物
東京・南青山には福井県のアンテナショップ「ふくい南青山291」があります。週末に表参道近辺を散歩していた時に見つけ、立ち寄ってみました。青山学院大学にほど近い、おしゃれなレストランやショップが並ぶ「グラッセリア青山」の一角にお店を構えています。こんなところにアンテナショップがあるとは、福井県、やるな・・・
建物は2階建てで、1階は福井県の名産品を販売するショップ、2階は展示会や各種イベントを開催するイベントスペースを備えています。ショップには福井の地酒が数十種類並んでいたり、名産品、伝統工芸品が販売されています。いろいろと見て回った中で「これは!!」と気になった商品があったので購入してみました。
ショップ人気No.1「谷口屋のおあげ」!
気になった商品というのは「谷口屋」さんのおあげ!いわゆる油揚げです。実は油揚げの消費量が日本で一番多いという福井県。福井県に本店を構える、大正14年創業の老舗豆腐店「谷口屋」さんが販売している油揚げなのですが、まず見た目の存在感が別格!
油揚げ専用の豆腐を使って、じっくりと火を通して揚げることでこの分厚さが生まれている、と紹介されていました。
油揚げといえばもう少しぺらっとしたイメージだったのですが、このド級の存在感。この分厚さ!!
この分厚さ、何かと比較してみよう。比べるものが他になかったのか、と言われそうですが、フリスクのケースの幅とほぼ同じサイズの厚さを誇る油揚げ。
さて、どうやって食べましょうかね。
油揚げをステーキにする「あげ焼きステーキ」でいただきます!
アンテナショップで谷口屋のおあげを購入すると、谷口屋さんの油揚げレシピをいただけたので、今回はこれを参考に「あげ焼きステーキ」にしてみます!その名の通り、この分厚い油揚げをステーキのように食べよう、という読んでいるだけでよだれが出てくるレシピです。
今回は油揚げを4分の1にカットして調理しています。それでもミニスキレットの大部分を埋める大きさ。油をひかずにフライパンに火を付けますが、油揚げから染み出る油がいい感じにフライパンに広がっていきます。
表面をカリッと焼いたら、大根おろしに刻みネギ、そして上から醤油をかけていただきます!!一口食べてみると、外はパリッとして中はふかふか!!噛むとじんわりと染み出す油がこれまた美味。思わず笑っちゃうくらい美味しいです。これだけジューシーな油揚げは食べたことがありません。焼いただけのシンプルな油揚げなのにこんなに美味しいなんて。
福井県坂井市丸岡町にある谷口屋さん直営のレストランでは、この油揚げを食べようと行列ができているそうです。できたての油揚げ、美味しそうですよね・・・一度現地で食べてみたいものですが、アンテナショップやネット通販でも購入できるのがうれしいところ。
谷口屋の油あげ 5枚セット |
南青山で見つけた福井県アンテナショップ、そしてそこで見つけた「谷口屋」さんの油揚げ。いやーこれは素晴らしいものに出会いました。また購入して食べたい逸品です。