仕事帰りにKITTEで夜景撮影
金曜日の夜、仕事終わりに丸の内「KITTE」へ行ってきました。久々に夜景を撮りたいな、ということで、KITTEの屋上庭園へ行ってみよう!と朝から通勤カバンに一眼レフを忍ばせて、仕事終わりに丸の内へ。
仕事がちょっと遅くなって、お腹が空いてさくっと飲んで食べてからKITTEへ向かったので、到着したのは21時30分。6Fの屋上庭園はまだ開いていました。同じく6Fのレストランフロアの営業時間に準じているようで、平日・土曜日・祝前日は23時まで、日曜・祝日は22時まで屋上庭園に入ることができます。仕事帰りに立ち寄ったり、夜の新幹線の発車時刻までちょっと夜景でも、というときも立ち寄れるのはうれしいですね。
三脚・一脚は使えないけど
KITTEの屋上庭園は三脚・一脚の使用が禁止されています。開業当時は三脚を使って撮影することができたのですが、人が増えて危険ということで禁止になったようです。キレイに夜景撮影するにはカメラがブレないように固定してシャッタースピードを遅くする必要があります。今回は、ガラスフェンスの手すりに置いて撮影してみました。手すりのつなぎ目を探してみると、カメラを置いて固定できるくらいの幅が取れるポイントがあって、そこに置いて撮影すると、意外としっかり固定できるものです。もちろん、カメラが落下する危険性はあるので、ストラップを腕や首にかけておくのを忘れないようにしないといけませんね。
あとはシャッターを押したときにブレないようにセルフタイマーにしておくとキレイに撮れるので、レリーズがないときは重宝する機能です。上の写真もセルフタイマーにして、シャッタースピードは2秒で撮影しました。案外キレイに撮れるものですね。
金曜日の夜21時30分、屋上庭園にはほとんど人がいませんでした。給料日だから飲みに行っているのか、寒いからこの時間にはさすがに人がいないのか、一眼レフでわざわざ撮影している自分が物好きなのか・・・お陰で(?)撮影は快適ではありましたが。土日の夕方から夜にかけては人が多いので、撮影のときはご注意くださいね。
KITTEのアトリウムは早くもクリスマス
屋上庭園での撮影を終えて、エスカレーターで下に降りようとすると、1Fのアトリウムにツリーが出ているのが見えました。「WHITE KITTE」というクリスマスイベントの中心となる白いクリスマスツリーはまるで雪をまとっているよう。天井から下がるイルミネーションは降り積もる雪のようです。KITTEは早くもホワイトクリスマスです。
1Fのアトリウムに降りてみました。ツリーの高さは14.5メートルで屋内で展示されるツリーでは日本最大級の高さだとか。見上げながら撮影してみます。
イベント期間中はホワイトツリーのライトアッププログラム「Icy Glassy Christmas」が開催されています。音楽に合わせて光が降り注ぎ、ツリーが様々な色に姿を変えるイベントです。
ちょうどタイミングよくイベントが始まり、白いツリーは赤や青に染まっていきました。
多重露光で幻想的なツリーに
せっかくのクリスマスツリーですから、より幻想的な1枚に仕上げてみよう、と多重露光で撮影してみます。多重露光は複数枚の写真を重ねて1枚の写真に仕上げる撮影方法で、上手く重ねれば幻想的な1枚が撮れてしまいます。
アトリウムの上から撮影して、雪の降るクリスマスツリーをイメージして撮ってみました。天井から吊るされたライトをまずボカして撮影し、その写真に重ねるようにツリーを撮影すれば雪の降るクリスマスツリーに。
去年のクリスマスも多重露光で夜の東京を撮影していました。自分の中では「クリスマス=多重露光」になっているような。
下からのアングルでもライトのボケをツリーに重ねてみました。普通に撮るよりも幻想的な1枚になったでしょうか・・・?
KITTEなら夜景もツリーも楽しく撮れる!
仕事帰りに丸の内「KITTE」で夜景とツリーを撮影してみました。撮影ポイントはいくつもあって、設備が整っていて、寒くなったらすぐ建物に入って暖が取れて、食べるところもあって、クリスマスの雰囲気もあって・・・と冬の撮影ポイントとしては満点なのではないでしょうか!クリスマスモードでなくても仕事帰りにふらっと立ち寄ってさくっと夜景を撮って帰ってもいいですしね。
冬のKITTE、オススメです。
今回の撮影はD7100にAF-S NIKKOR 24mm f/1.8G EDを装着しての撮影でした。換算36mmの画角は夜景撮影にも使えるし、屋内での撮影もしやすい画角。この1本で撮影がはかどります。
D7100の後継機、D7200もだいぶ金額がさがってきていますね。機能は申し分なしだと思います。
最近のお気に入りのレンズ。これ1本でどこへでも撮影に行けそう。逆光にも強く、屋内の暗い場所でも撮影できる明るさ。
他にも「多重露光」で撮影した写真の記事がありますので、よろしければぜひご覧になってくださいね。