足立区最古の神社「千住神社」
北千住にある「千住神社」へ行ってきました。奥さんが美容室に行くということで、1時間ほど息子くんと2人で過ごすことになったということで、ぷらぷらと北千住散歩をすることに。「たしか千住神社はイチョウの木があったような・・・」という記憶を頼りに行ってみた次第です。
アクセスは北千住駅からは徒歩で15分ほど。京成線の「千住大橋」駅からは徒歩10分弱となっています。
千住神社は平安時代だった926年に稲荷神社から勧請した神様を祠に祀った「先崎稲荷神社」が起源だと言われており、足立区最古の神社とされています。その後近くに氷川神社が建立され、明治時代に合祀、大正時代に今の千住神社という名前になった歴史が残っています。北千住の中では千住宿よりもずっと古い歴史のある場所なんですね。
去年の正月に一度お参りしていました。千寿七福神のひとつで、「廻る恵比寿様」がいる神社でもあります。
1051年には源義家が奥州征伐の際にこの千住神社に陣を張り、戦勝祈願をしたと言い伝えが残っていて、記念碑が立てられていました。
千住神社の境内に入ると、本殿へと続く参道の左右に大きなイチョウの木が見えました。キレイに色づいていますね。なかなか立派なイチョウの木です。
じゃあお参りしてからイチョウの黄葉を写真に撮ろうかね、と参道を進んでいくと、おや、あのシルエットは・・・
こんな参拝客がいらっしゃいました。あとで写真を振り返ってみると、イチョウの葉が積み上がったところをぷらぷら歩いていたみたいで、タイミングがあえば黄葉との写真が撮れたのかもしれませんね。惜しかった・・・
この日は七五三で来られている方がいらっしゃったようで、キレイで可愛らしい着物を来た女の子とお母さんが本殿へと向かっていました。地元の神社で七五三、いいですね。
さて、改めて見るとこれは見事なイチョウの木 。20メートル近い高さがあるようです。葉がしっかり黄色に色づいてまさに今が見頃というところでしょうか。この神社のイチョウの木は足立区の保存樹木に指定されているようで、歴史ある樹木のようです。北千住の中でも有数のイチョウの木ではないでしょうか。
イチョウの葉は色づいていますが結構パラパラと落葉していて、ほうきで集めたイチョウの葉の山がそこかしこに積み上がっていました。
息子くんにとっては初めての黄葉。今年はベビーカーからイチョウの木を見上げていましたが、来年は一緒に歩いているかな?
北千住で見事なイチョウの黄葉が見られる千住神社。よい北千住散歩になりました。また来年も写真を撮りに来たいですね!