仕事帰り、カメラを持って夜の丸の内散歩へ
普段写真を撮りに行くのはお休みの日がほとんどなのですが、たまに会社にカメラを持って行って、帰りがけに写真を撮り歩くことがあります。この日は、仕事帰りにカメラを持って、丸の内を散歩してみることにしました。職場のある新橋から日比谷公園に出たあと、そのまま皇居のお堀に沿って、大手町方面へと歩くコースです。
平日のオフィス街は灯りが多くて写真の撮りがいがありますね。皇居の外のお堀、日比谷濠に写るオフィスビルや街灯がキレイです。夜景の美しさは誰かの残業でできているとはよく言いますが、やっぱり夜景を撮るなら平日夜が見栄えが良くていいですねぇ。
振り返れば法務省、検察庁の灯りも日比谷濠へ。仕事帰りなのでさすがに三脚までは持ち込めず、手持ちでの撮影です。そのため夜景写真としてはカリッとしていませんが、三脚を使えばもっとビシっと水面への写り込みが撮れそうです。今度は三脚を持ってこの場所にくれば、水面への写り込みがキレイだな・・・そのためには風のない日に来ないとな・・・散歩がなんだか夜景撮影のロケハンのようになってきました。
手持ち夜景なら「多重露光」で撮ってみる
三脚があればカリッとした夜景写真が撮れますが、三脚がなく、手持ち夜景なら「多重露光」で撮るのが好きだったりします。多重露光は複数枚撮影した写真を重ねて1枚の写真に写し込む撮影方法です。定番なのは、1枚はピントを合わせて撮り、もう一枚はマニュアルフォーカスでわざとピントを外して撮るやり方ですかね。ピントを外していくと車のテールランプや街灯、ビルの灯りがぼんやりとボケていって、もう一枚の写真に重ねるとうまい具合にやわらかく幻想的な写真になります。
カリッとした夜景写真とは逆に、ぼんやりと紗がかかってやわらかくあたたかいイメージの夜景写真になります。最近の一眼レフやミラーレスには標準で多重露光(多重露出と書くメーカーもありますね)機能がついているので、試してみると面白いですよ。
東京駅はいつだって美しい
平日の夜9時。行幸通りにやってきました。東京駅はいつもの通り美しい姿で出迎えてくれました。東京駅はいつ写真を撮っても絵になりますね。これこそフォトジェニックな場所。
東京駅前の工事もぼちぼちと進んでいるようで、東京駅の姿を目隠ししていた、背の高い工事用パネルがなくなっていました。駅前ロータリーの完成にはもう少し時間がかかるようですが、工事の終わった姿を撮りたいところです。
たまには会社帰りの散歩もいいですね
仕事が終わった平日の夜、カメラを持って散歩してみました。ちょっとの散歩ですが、いろいろと楽しく写真が撮れるものですね。たまには寄り道して、夜のカメラ散歩もいいものです。
仕事帰りの夜景撮影、楽しいですよ