ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

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子どもも大人も楽しめる!「東京おもちゃ美術館」で木のおもちゃのぬくもりを感じてきた!

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東京・四谷にある「東京おもちゃ美術館」へ行ってきた!

 

東京・四谷にある「東京おもちゃ美術館」へ家族3人で遊びに行ってきました。日本だけでなく、世界各地から集められたおもちゃを体感することができる場所と聞いて、ぜひ息子くんを遊ばせてみよう!と行ってきた次第です。

 

 

 

場所は靖国通りと新宿通りに挟まれた住宅街の中で、丸ノ内線の「四谷三丁目」駅もしくは都営新宿線の「曙橋」駅からそれぞれ徒歩7~8分程度です。地形的に坂になっている場所のようで、坂道を歩くことになります。私たちは曙橋駅から向かったのですが、途中かなり急なスロープを使ってベビーカーを移動させるルートを通ることに・・・ベビーカーを使うなら新宿通り沿いの四谷三丁目からのほうが移動しやすいかもしれません。

 

 

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東京おもちゃ美術館は古い小学校をそのまま使った施設になっています。旧新宿区立四谷第四小学校という、昭和10年代に建設された建物の2階、3階が東京おもちゃ美術館です。

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建物の中は昔懐かしい小学校そのままの形を活かして運用されています。1階は「四谷ひろば」という地域活動で利用されていて、サロンや体育館など地域住民が使える施設になっています。

 

東京おもちゃ美術館の入館料は大人が中学生以上で800円、子どもは生後半年から入館料が必要で500円。大人子どものペアの場合は「おとなこどもペア券」という扱いになり、1,200円で入館できます。親子3人の場合だと、ペア券と大人1枚で2,000円、という形ですね。 

 

 

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美術館の中は、小学校の教室がそれぞれ展示室や研修室になっていて、おもちゃの展示やものづくりの体験をすることができるようになっています。 

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2階の展示室には、日本の市販品の中から「グッド・トイ」と呼ばれる優良なおもちゃに認定されたおもちゃたちが展示されていました。どれも木のおもちゃであたたかみがあって、遊ぶとおもしろうなものばかり。おもちゃコンサルタントが実際に手に取って遊んでみて、子どもに遊ばせてみたいおもちゃを選定していくそうです。

 

木のおもちゃ勢ぞろい!「おもちゃのもり」で遊ぼう!

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2階フロアの一番奥にあるプレイスペース「おもちゃのもり」。今回この東京おもちゃ美術館に来た目的の一つが、このおもちゃのもりで遊ぶことでした。いろいろな種類のきのおもちゃで実際に遊べるということで、息子くんを遊ばせてみよう!私たちだけでなく、家族連れが多く、美術館の中でも人気のエリアのようです。

ちなみにこの部屋はもともと音楽室だった部屋。五線譜の黒板に名残が感じられます。

 

そろばんの玉も楽しいおもちゃに

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おもちゃのもりには様々な木のおもちゃが用意されていますが、まず息子くんが飛びついたのは、そろばんの玉。1メートル四方くらいの箱の中にそろばんの玉が約10万個!そろばんが名産品の兵庫・小野市のそろばんメーカーが提供しているそうです。

 

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そろばんの軸の部分を玉のプールに突っ込んで、八の字を描くようにがしゃがしゃ動かしていると・・・ 

 

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玉が軸に通っていきます!実際にそろばんを作る際もこの手法を使っているのだとか。子どもそっちのけで軸に玉を通す父38歳。 

 

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息子くん、まだそろばんのことはよく知りませんが、木の小さい玉に興味津々の様子。 よかった、息子くんも楽しんでくれてた。

 

子どもに大人気!「木の砂場」

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おもちゃのもりの中でも特に子どもが集まっていたのがこの「木の砂場」。木材で作られた玉が約2万個あるこのお風呂のような場所は、人が入っても大丈夫。息子くんも恐る恐る足を突っ込んでいきます・・・ 

 

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木の砂場に敷き詰められている木の玉は北海道・北見の広葉樹を球型に加工したもので、種類も形もさまざま。形が歪んでいるから、身体が上手く玉の中に沈んでいってお風呂のようにつかれるのだとか。

 

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最初はおっかなびっくりだった息子くんもすっかり浸かって、木の玉を手に楽しそうにしていました。 

 

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もちろん暖房もついているのですが、木の玉ってなんだかあったかいんですよね。触っていると安心するというか。木のぬくもりっていいなぁ。

 

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他にもたくさんの木のおもちゃが用意されていて、実際に手に取って遊ぶことができます。こちらは窓がかかれた家型の積み木。

 

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地図をイメージした大きなハンカチが一緒についていて、自分だけの地図が作れるんですね!「ここは僕んち。」「あっちは友達のお家」みたいに遊ぶんだろうなぁ。息子くんはもうちょっと大きくなったらもっと楽しめそう。

 

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こちらは木製の知恵の輪。2017年のグッド・トイ受賞おもちゃです。知恵の輪の名の通り、赤い紐を抜き取るのが目的なのですが・・・これがどうやっても抜けない・・・これは子どもより大人がムキになって挑戦してましたね。私もチャレンジしたものの、どうにもこうにも抜けませんでした・・・無念。

 

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部屋の中にはロフトのような中2階があって、階段でとんとん上がっていきます。床はひのき、柵は杉の木。素足で歩いても気持ちいい。とにかく体を動かして、手足で触れて木のぬくもりを感じられるおもちゃのもり。息子くんも大満足の様子でした。

 

ちなみにここで展示されているおもちゃは美術館内にあるミュージアムショップApty(アプティ)で購入することができます。お子さんやご自身が実際に遊んで気に入ったおもちゃを買って帰れるっていいですよね。案外大人の方がハマって、買って帰るというパターンのほうが多いかも・・・?

 

子どもの成長に連れて楽しみ方が変わる・増える美術館

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今回はおもちゃのもりで思う存分遊んだ息子くん。他にも木製のゲームコーナーやパズルなどを楽しめる部屋もありましたが、こちらはもう少し大きくなったらさらに楽しめそうな感じ。そうすると楽しみも増えるし、楽しみ方も変わってきそうですね。親子で楽しめる遊びも増えるだろうし。次に遊びに来たら、息子くん、何ができるようになっているかな?それがすごく楽しみ。また遊びに来よう!

 

子どもも大人も楽しめる!東京おもちゃ美術館でした!

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