新型コロナウイルスの影響がまだまだ残る2021年。今年も桜を撮ることができました。これまで当たり前にできていたことが当たり前じゃなくなっている昨今ですが、桜を見るとなんだかほっとしますね。
家族と一緒に見るのは汐入公園の陽光桜
東京でソメイヨシノが満開になる少し前、すでに満開を迎えていた陽光桜を見に荒川区・汐入公園に行ってきました。陽光桜は里桜と寒緋桜の掛け合わせで生まれた品種で、ピンクの花が特徴的な桜です。清らかに白いソメイヨシノも好きですが、ピンクに染まった陽光桜もまたお気に入りの桜です。
「新型コロナウイルスの影響で敷物やテントを広げての花見はお控えください」という注意喚起がされていましたが、みなさん歩きながら眺めたり写真を撮ったりと陽光桜を楽しんでいる様子でした。
ピンクの桜は白より春っぽい感じがあって好きです。
息子くんが生まれてから毎年汐入公園で写真を撮っているので、今年も1枚。撮らせてくれるうちがありがたい。
こう見ると年々大きくなってるなぁ。1歳児のときの4頭身っぷりがスゴイ。
汐入公園の桜は土手の下側に咲いているので、土手の上に立つと桜の木にとまる鳥と目線の高さが同じになったりするんですよね。望遠で狙ってみるとヒヨドリが鳴いていました。
ヒヨドリテイクオフ。
鳥を撮る人はどんなスキルをしているんだ・・・?と思わずにはいられない。
また来年も汐入公園で家族揃って桜を見たいね。
咲きはじめのソメイヨシノは日比谷公園で
東京のソメイヨシノが満開に、ということでお昼休み中に日比谷公園へ。職場から日比谷公園まで割と近いので、昼休みの散歩がてらに日比谷公園へ写真を撮りにいったりしています。
木の幹からちょろっと咲く桜の花が好きです。
周りが開花するなかで、まだ蕾の残る枝。「焦らなくていいから、自分のタイミングで咲くんだよ」と思わずにはいられない。
オフィス街の真ん中にあるとは思えないほど空が広く感じられる日比谷公園。来年も見られるかなー。
桜のトンネルを楽しんだ神田川
東京のソメイヨシノ満開宣言から一週間ほど、3月最後の週末に出向いたのは早稲田近くを流れる神田川。初めて行ったのですが両岸の桜が咲き誇って圧巻の光景でした。
満開のピークを過ぎ、緑の葉が少しずつ目立ち始めましたがそれもまたよし。
神田川には100メートルごとくらいの間隔で橋がかかっています。両岸から中央に向かって咲く桜の花が密集していて、自分のいる橋から隣の橋を望遠で狙うと、桜の花の隙間がトンネルのように。こういう構図を見つけられるとうれしいし楽しいですね。
この桜を背景に撮影してみたいなー。
こちらはさらに桜が密集。小さな隙間の向こうに橋が見える、まさにトンネル。
これくらいの長距離ポートレートしてみたい。
2021年もマスクが手放せない春でしたが、あとでこの写真を振り返って「これもまた」と思えるといいなぁ。
桜吹雪が風に舞う、素晴らしい桜景色でした。神田川の桜は来年も見に行こう。
2021年もよい桜を撮ることができました。また来年、2022年も元気で桜が撮れますように。