ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

ネコと夜景とビール

神戸・北野異人館街でゴージャスなインテリアを見学!「イタリア館」へ行ってきました

DSC_1141

 プラトン装飾美術館、またの名を「イタリア館」

 

 

神戸観光の際に北野異人館街を散歩してみました。明治・大正期にかけて建築された洋風建築物が多く残る地区で、神戸の観光名所となっています。神戸の中心街であるJR・阪神・阪急「三宮」駅から徒歩か周遊バスで異人館街へアクセスできます。三宮から歩く場合は登り坂になりますね。バスだと「シティループ」で異人館街へ向かうことができます。

www.kctp.co.jp

 

異人館街で有名な建造物といえば「風見鶏の館」や「うろこの館」。ガイドブックでもよく取り上げられています。そんな中、今回私たちが異人館街を散策して印象に残ったのが「イタリア館」でした。異人館の集まった地区からは少し離れた場所にある、1910年代に建てられた洋館です。入館料は大人700円、子供200円となっています。

 

アンティークな家具がずらりと揃う「イタリア館」

DSC_1091

入館すると執事さんが案内してくれるということで、部屋に通されました。いきなり美術品の並ぶスゴイ部屋です。。。壁に掛かる絵画はミレーやルソーなど美術に疎い自分でも聞いたことがあるような画家の作品だとか。執事さんに話を聞くと、イタリア館のオーナーが収集した美術品やアンティーク家具を展示して見てもらっている、とのこと。

  

 

DSC_1101

案内をしてくださる執事さんはダンディ。それでいて物腰の柔らかい方で、それぞれ部屋を案内してくださいながら、家具や美術品について丁寧に説明してくださいました。通されたダイニングにはこれまた高級家具がずらり。こちらが思うよりも0がひとつ多いくらいの金額のものばかりだとか。

 

 

DSC_1096

サイドボードの脚や支えにもこんな凝った彫刻が。いったいどれだけ手の込んだ細工なのでしょう。過去に見学したことがある旧岩崎邸で見た家具は高級ながらもある程度シンプルな感じだったので、このあたりが東洋と西洋の美意識の違いだったりするんでしょうか。

 

 

DSC_1114

2Fに上がると寝室がありました。これまた豪華な家具ばかり。バスルームには何リットルも入りそうな大きなボトルの「シャネルの5番」が置いてあったりして、すべてが規格外。贅の限りを尽くしたという言葉はこういうことを指すのでしょうか。見るものすべてに圧倒されました。

  

 屋外のテラスはカフェに

DSC_1137

 

プール付きの庭園には大理石の彫刻や小豆島から取り寄せたオリーブの木などまるでリゾートの様な雰囲気。木になったオリーブはメイドさんが収穫してレストランで出されるんだとか。ちなみにテラスはカフェとなっていて、コーヒーを誘われましたがこの後の都合があったためこの日は泣く泣くお断り。

 

非日常を体感できる「イタリア館」

実際にインテリアをそばで見せてもらえたり、触らせてもらったりで異人館を文字通り体感できる建物でした。前を通るまで知らなかったイタリア館ですが、すっかり大満足。次に神戸に行った時にもぜひ立ち寄りたいスポットとなりました。

 

 

今回は広角レンズで撮影しました。暗い室内でも手ブレしにくく、かつ部屋の全体を移すことができるので、室内撮影には便利ですね。