中望遠単焦点でスナップを撮る
D7100に中望遠単焦点レンズAF-S 85mm f/1.8Gをつけて夜の丸の内で写真を撮ってみました。銀座の街を切り取って、今度は丸の内の賑やかな通りを撮影してみようという狙いで銀座から有楽町を抜けて丸の内へ。金曜日の夜だったので、賑やかでうきうきした空気の丸の内。
焦点距離は127.5mm相当ということで、画角は狭めで人通りの多い通りでは人が多く写ります。これまで街の写真を撮る時に、なぜだか人を写し込むということを意識してやってこなかったので、今回は丸の内の部分部分を切り取りながら人を写し込むことを意識して撮ってみることにしました。
通りを挟んで反対側のショーウィンドウの前を歩く人を写し込もうと狙ってみますが、これがまた難しい。どのあたりにどんな人を写し込むかで写真の印象は大きく変わるし、そもそも構図を決めてから撮るまでいろいろな行程を経て写真が出来上がる感じ。難しいけど、これは面白いかも。
お恥ずかしい話ですが、今までは人も風景のようなイメージで撮っていたような気がしていて、あまり人を写し込むことに意識を向けていなかったのです。
図らずもこの写真を撮った後、id:RyoAnnaさんがステキなスナップを記事にされていたのを見て、改めてスナップへの意識が高まったというか。もう2017年も2月に入りましたが、今年のテーマの一つはスナップ写真を撮ることに決めました。
これぞスナップ写真。
皇居の和田倉濠にかかる和田倉橋。背景のビルの灯りと橋のシルエットがお堀に溶け込んでキレイですね。ここも意識しなければただ撮るだけだったのですが、人が橋を渡るのを待って撮影してみました。和田倉公園の方へ行く人、東京駅へ向かう人。人が写ると感情移入させたり、想像力を膨らませたりできる写真になるものですね。
和田倉噴水公園にやってきて、この日1番気になった女性の写真。和田倉噴水公園の敷地内ではマラソンサークルらしき方々が練習をしていたのですが、それをじっと見つめる女性。最初はサークル内に知り合いがいるのかと思っていたのですが、練習を最後まで見届けるでもなく公園を立ち去っていく女性。
物憂げでもあり、何か気難しそうでもある感じ。
実際はどうあれ、そういった感情を表現できるのがスナップの難しくも面白いところなのかな、と。想像させる、感情移入させられる写真を撮りたいですね。いい目標ができた気がする。
中望遠単焦点のスナップは私向き
127.5mmという焦点距離のレンズを振り回して銀座・丸の内と撮影してみました。特に今回は人物を写し込むスナップ写真を意識して撮ってみましたが、この少し離れた距離感は私向きだな、と感じました。35mmや50mmだともう少し被写体によらないと撮れない写真も、127.5mmなら寄り切らずとも切り取れる距離。ポートレート撮影でも感じる「寄りきれない」という私の弱点を逆手に取って、寄り過ぎないくらいの距離で撮影できるのは中望遠のいいところかも。もちろん、被写体に寄る意識は持たないといけませんが。
また中望遠の焦点距離で街のスナップ写真を撮りにいってみようと思います。新しい目標ができた丸の内のスナップ撮影でした。
他にもこんなシチュエーションで中望遠スナップの練習をしています
今回の撮影で使用した機材はコチラです。

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