キリンビールから発売されている全国47都道府県のご当地一番搾り。今年は47都道府県全部飲むのだ!と息巻いて、ひたすら飲み比べを進めるこの企画。今回は九州南部+沖縄の4県の一番搾りを飲んでみました。今回でようやく全国47都道府県の半分近くまでやってきました!
「火の国」熊本の赤!熊本に乾杯!
まずは「熊本に乾杯」から飲んでみます。2016年も全国販売された熊本づくり(当時の名前ですね)、そのときから割と好きなタイプのビールです。
2016年の熊本づくりでは、熊本県産の米に加えて九州産の麦芽を使用しているとうたっていましたが、今年は熊本県産米だけがフィーチャーされているようです。より地元の素材だけにこだわったというところでしょうか。
ビールは「火の国」熊本を表現したクリアな赤のビール。少し焦がして色を付けた麦芽を使っていると思われるので、飲んだ時に香ばしい香りが鼻を通ります。麦芽の芳ばしさはあるのですが、後味は見た目よりもすっきりしていて、とても飲みやすいのです。色の付いたビールは味も香りも濃そうに見えますがクリアでスッキリなビール。食事にも合わせやすいし、かつ、麦芽の香ばしさを楽しめる「熊本に乾杯」。これは名作!美味しいです。
すっきり爽快な飲みくち!「宮崎に乾杯」!
続いては「宮崎に乾杯」。 去年は誕生日に表参道のイベント会場で飲んだビールです。雨降ってたんですよね、あの日は・・・
去年は表参道の「一番搾りガーデン」にしこたま通ったのでした。
原料は昨年の「宮崎づくり」と同じく九州産麦芽を使用しています。余談ですが、宮崎といえば芋焼酎。焼酎の出荷量が3年連続日本一になったというニュースを聞きました。
グラスに注がれたビールは少し濃い目のオレンジ色。南国っぽい色ですね。飲んでみると麦芽の香ばしさをほんのり感じながら、後味はすっきりと抜けていきます。麦芽の旨みを感じさせつつ爽やかな後味。熊本と同じく、見た目のイメージよりスッキリです。
ドーンと来てスーッとな「鹿児島に乾杯」!
続いては「鹿児島に乾杯」!鹿児島のイメージカラーは鹿児島の海の青なんですね。ラベルの色がキレイ。
鹿児島に乾杯の特徴は、麦芽とホップに加えて鹿児島でしか作られていないさつまいもデンプン(甘藷スターチ)を使用している点。ビールでよく使われるスターチはコーン由来のものが多いので、これぞ鹿児島といったところ。
日本のビールらしい美しいゴールドのビール。飲んでみるとキレのあるすっきりさを感じつつもどっしりとしたコクと飲みごたえも両立させた一杯。しっかりとホップの苦味を効かせながら、すっきりと消えていく後味。豪快さと爽やかさを兼ね備えた「鹿児島に乾杯」。
華やかで爽やかな「沖縄に乾杯」!
南部九州+沖縄エリア、最後に登場したのは「沖縄に乾杯」!2016年は飲むことができなかった沖縄づくり。いよいよ1年越しで飲めるのだ!
イメージカラーは首里城をイメージしたという朱色。沖縄、行ったことないのですよ。いずれ行ってみたい・・・!
グラスに注がれたビールは少し濃い目のオレンジ。少し独特なホップの風味を感じます。エステル香っぽい不思議な感じ。フルーティというかフローラルな感じですね。飲んでみると、口に入れたときの炭酸の刺激をパチパチと感じながら、喉ごしはスッキリ爽快。苦味はあまり感じず、ぐびっと飲みやすいビールです。勝手な印象ですが、ホップのエステル香っぽいところ、程よい苦味などはどことなくバスペールエールっぽいな、という印象を受けました。なかなかに奥深い「沖縄に乾杯」です。
DAIKIの野望・リターンズ!
今回の南部九州+沖縄を加えて22エリアのご当地一番搾りを飲み比べすることができました。九州統一!まだ半分。今のところ、関西エリアは飲み終わって記事作成待ち、そして夏休み前に残りのエリアの一番搾りが納品されたので、バシバシ飲んでいかなければいけませんね!目指せ全国制覇!
これまで飲み比べしてきたエリアはコチラ