ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

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文字通りの鮮烈な苦み。サッポロ ビアサプライズ「至福の深み」!

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ファミリーマート限定、至福シリーズ第4段

 

2018年10月2日、ファミリーマート限定のビールシリーズ「ビアサプライズ」より「至福の深み」が発売されました。ビールの風味を特徴づけるキレやコクに着目して特長的に醸造したビールで、これまで「至福の苦味」「至福のコク」「至福のキレ」の3種類がリリースされていました。

 

今回の「至福の深み」は、これまでに発売された「至福の苦味」と「至福のコク」の2つのビールの特長を両立させた、秋らしいビールに仕上げているとのこと。「至福の苦味」は苦味の成分を多く含んだホップを使って、キレのある苦味を生み出したビール、そして至福のコクはアルコール6.5%のふくよかなボディ感が特長のビールでした。

 

缶のラベルがメタリックなピンクとネイビーのグラデーションになっているのは、至福の苦味と至福のコクのラベルをあわせた形になっているようですね。

 

 

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原材料は麦芽とホップ、アルコール度数は5.5%。このあたりの成分表示は特に変わったところはありません。

さて、苦味とコクを両立させたビールはどんな味わいなのか、さっそく飲んでみましょう。 

 

文字通り「鮮烈」な苦味のあるビール!

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グラスにビールを注いでいきます。色合いはきれいなゴールド。ホップの香りが漂ってきます。まずは一口飲んでみると、口の中にホップの強烈な苦味が広がります!おお、これはしっかり苦い。飲んだあと、舌に苦味の痕跡を残していくような感じ。それでいて、ホップのフルーティでさわやかな香りを鼻の奥に感じさせていきます。ふむふむ、これは面白いかも。この舌に残る後味が、ベースとなった「至福のコク」の特長なのかな、と感じます。

 

ビールの苦味ですが、熱処理ビールなどで感じられるどっしりとした重たい苦味ではなく、キリッとした苦味。ホップをたくさん使って苦味を引き出した、最近は定番になりつつある「IPA(インディアペールエール)」にも通ずるところがありますね。ただ苦いだけじゃなく、さわやかさも感じられるところが文字通り「鮮烈な苦味」という表現がピッタリ。IPA好きな方も楽しめるビールです。この苦味は大手ビールメーカーのラインナップだと少ないタイプなので、ファミリーマートに買いにいく価値はあると思います。

 

ホップの鮮烈な苦味や香りを楽しむために、ぜひグラスに注いで飲んでもらいたい「至福の深み」でした!