2019年5月21日(火)、キリンビールよりクラフトビールシリーズ「グランドキリン」の限定商品「グランドキリン セッションIPA ギャラクシーホップ」が発売されました。両面カラフルなカラーリングのデザインで、棚に陳列されているととても目立ちそうなビールです。
2018年は夏のタイミングにもリリースされたビールで、グランドキリン夏の名物シリーズになっているような気がします。
セッションビールとは
この「グランドキリン セッションIPA ギャラクシーホップ」の「セッションIPA」はビールのスタイルのことを指しています。IPA(インディア・ペール・エール)というスタイルは有名ですが、セッションとは・・・
セッションスタイルのビールは、日本地ビール協会が定める「ビアスタイルガイドライン」において以下のように定められています。
いずれかの伝統的なビアスタイルに該当するが、アルコール度数だけがそのスタイルの基準より低いビール
IPAはホップを効かせた香りと苦味の強いスタイルのビールです。IPAとして認められるには、アルコール度数も6.3%から7.5%の間で醸造する必要があり、ビールとしては割と高めのアルコール度数になります(日本の一般的なビールのアルコール度数は5~5.5%)
フルーティな香りや鮮烈な苦味は普段ビールが苦手な方にも受け入れられそうですが、アルコール度数が高すぎるとこれまた飲みにくい・・・ということで、ビールの持つ香りや苦味のスタイルを楽しみつつ、アルコール度数は5%未満に抑えて飲みやすくしよう!というのがセッションスタイルのビールの特長になっています。
ということで、この「セッションIPA ギャラクシーホップ」は、フルーティなホップの香りと鮮烈な苦味を楽しめるのと同時に、低アルコール度数で飲みやすさを実現しているっビールなのです。
それではさっそく飲んでみましょう!!
トロピカルなサイダーのように飲めるビール!
グラスに注いだビールは明るめのオレンジ色。夏っぽいですね。ほのかにフルーティなホップの香りがただよいます。原材料に小麦麦芽を一部使用しているせいか、グラスに注ぐ際に泡立ちがいいですね。小麦の持つタンパク質が豊富な泡を生み出してくれるのです。もこっとした泡が立つと見栄えもよい感じ。
さっそく一口飲んでみると、すぐにホップのフルーティな香り、柑橘系の香りを感じます。いわゆる南国でトロピカルな感じもありますね。フルーツの香りとしっかりした苦味を感じたあとはするーっと消えていきます。アルコール度数が4.5%と低いので、ビールとしては軽めの味わい。炭酸も程よい強さで、ビールの軽さと相まってごくごく飲めてしまいます。後味はじんわりとホップの苦味が残り、もう一口飲みたくなりますね。
サイダーというとちょっと軽いかもしれませんが、それくらい飲みやすくて何本でも飲めてしまいそう。5月にしては暑い日が続いていますが、暑い日にごくごく飲みたいビールです。
ぜひグラスに注いで飲んでみましょう
ビールのラベルにもありますが、この「グランドキリン セッションIPA ギャラクシーホップ」はぜひグラスに注いで飲んでみてください!ギャラクシーホップの持つ香りを十分に味わうには、グラスに注いで飲むのが一番。ぜひぜひ香りを楽しんでぐびぐび行きたい夏向けのビールです。
IPA専用のグラスなんかもあったりして。
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