飲食店でのみ飲めるビールが家庭で飲める
2018年8月7日(火)全国のセブンアンドアイ系列店舗限定でアサヒ プレミアム生ビール 熟撰の缶ビールが発売されました。アサヒビールの通常のニュースリリースで発表されず、熟撰のブランドサイトでしれっと「8月7日から缶が期間限定で出るよー」と記載されていたのを見落としておりました・・・
この熟撰は、通常は飲食店での展開をメインにしていて、なかなか一般の家庭では飲む機会が少ないビールです。(瓶ビールが酒屋さんなどで販売されていますが)
缶ビールの販売は3年ぶりとなります。
「こだわりの飲食店が認めたプレミアム」と銘打っている通り、飲食店で食事を楽しみながら飲むビールという位置づけの商品になっています。また、プレミアムビールの位置づけらしく
・3種類の異なるホップを使用
・仕込み時のホップ投入タイミングを3回に分け、ホップの持ち味を引き出す
・通常のビールの2.5倍の時間をかけた長期熟成
と、手間ひまかけて仕込んだビールになっています。
食事の味を引き立てる、優しい風味のプレミアム「熟撰」
グラスに注がれたビールは、少し濃いめのビールらしいゴールド。ホップが効いているせいか、泡立ちもよい感じで、しっかりビールにふたをしてくれます。
さっそく口にしてみると、麦芽の旨みを感じさせる、深みのある味わいとホップの香りが広がります。それでいて喉越し・後味はすっきり。苦みはやわらかく控えめで、食事の風味を邪魔せずに引き立ててくれるようです。
同じアサヒビールのスーパードライも食事の味を損ねないというか、食事と合わせやすい晩酌用のビールですが、熟撰の方はビールの風味が食事の味をより美味しく感じさせてくれるような。スーパードライがお店の看板娘だとしたら、熟撰は料亭の仲居さんみたいな感じ?(伝われー)
ビール単体としてももちろん美味しいですが、食事と合わせて飲むことで、その美味しさが際立つビールですね。自宅で飲むときも、グラスに注いで味や香り、そして料理との相性を楽しみながら飲むのがおすすめです。8月のお盆のタイミングにリリースしたのも、帰省などで親戚一同集まって食事する機会に飲んだらいいんじゃない?みたいなことも狙ってるのかもしれないな、と思いました。
飲食店が認めたプレミアム、アサヒ プレミアム生ビール 熟撰でした。