新幹線を見るなら、入場券を買って上野駅構内へ
電車好きの息子くんに新幹線を見せてあげようと上野駅へ行ってきました。上野駅はJR東日本(とJR北海道)が運行している新幹線が通る駅ということで、入場券を買って構内に行けば新幹線がたくさん見られるんじゃ・・・?と行ってみたのですが、これがバッチリ大正解。次から次へとやってくる新幹線に大興奮しただけでなく、JRの珍しい電車も見ることができ、かなりご機嫌なお出かけとなったのでした。
- 新幹線を見るなら、入場券を買って上野駅構内へ
- まずは入場券を券売機で購入する
- 新幹線の改札を通る前に「カシオペア」と遭遇!
- 4分に1本のペースで新幹線がやってくる上野駅
- 新幹線がたくさん見られる上野駅
まずは入場券を券売機で購入する
電車に乗る以外の目的で改札の中に入るためには「入場券」が必要で、入場券は駅の券売機で購入できます。JR東日本の場合は大人140円、小児は70円。発売時刻から2時間に限り有効となっています。また、当然ですがこの入場券で電車に乗ることはできません。
また、Suicaなどの交通系ICカードをそのまま入場券として利用することはできないようになっているのでご注意。
新幹線の改札を通る前に「カシオペア」と遭遇!
上野駅の新幹線改札は中央改札の近くにあるので、中央改札から入場しました。さてさて、新幹線の改札に向かってみようかと思っていると、左手になんだか人だかりが。なにやら赤い車両が停車しているようです。なんだろう・・・と近づいていくと、これはもしかして寝台特急の「カシオペア」では!?
どうやら、2018年8月30日に上野駅を出発したツアーがこの日上野駅に戻ってきたようですね。3泊4日、カシオペアで行く東北紀行。うわー、一度乗ってみたい。
赤い電気機関車の鼻先のヘッドマークのブルーがカッコいい!これは電車に詳しくない私でも写真を撮りたくなるカッコいい被写体。
カシオペアの雄姿を写真におさめようと、数十人の鉄道ファンが集まっていました。はじめて鉄道ファンが集まる現場に立ち会いましたが、何とも言えない緊張感がありますね・・・
客車はシルバーで、2階建てになっているんですね。
赤い電気機関車がめちゃくちゃカッコいい。車体の脇に大きく機体の番号(というのかな?)が書いてあるのもスタイリッシュだし、これは惚れる。
新幹線を見にきたはずが思わぬ収穫でした。新幹線以外にも特急や特別列車が見られるのも上野駅の良い点かもしれませんね。
そういえば上野駅は超豪華リゾート列車「TRAIN SUITE 四季島」の始発・終点の駅でもあるんですよね。四季島も一度実物を見てみたいなぁ。一生に一度は乗ってみたいけど、ツアー1回100万円・・・!
4分に1本のペースで新幹線がやってくる上野駅
カシオペアを見てすっかり興奮した我が家。ようやく当初の目的である新幹線のホームへとやってきました。上野駅は東北・秋田・山形・北陸・上越新幹線とJR東日本を走る新幹線がすべて通る駅。そういえば、東京駅と上野駅がつながるまでは上野が新幹線の始発駅でしたよね。
ということで、新幹線がひっきりなしにやってくる上野駅。ピークのタイミングでは4分に1本ホームに新幹線が到着します。はやぶさが到着して、東京駅へ向かったと思ったらすぐに反対側のホームにかがやきがやってきて・・・みたいな感じで、次から次へといろいろな種類の新幹線が見られるのです。
ゆっくり見やすいのは上り・東京行きのホーム
4分に1本新幹線がやってくる上野駅。上野駅で新幹線を見るならおすすめは東京行のホームです。時間帯にもよりますがそこまで混雑しておらず、あまり利用者の方々の邪魔にもならずに新幹線を見ることができます。
私たちは日曜日の午前に上野駅を訪れましたが、ホームはほとんど人がいません。新幹線から降りる人はいても乗る人が(ほとんど)いないからですかね。
また、一本のホームに列車が次々とやってくるので、移動せずともいろいろな種類の新幹線が見られるのも嬉しいところ。新幹線の見やすさという点では東京駅より上かもしれません。
ただ、東京駅と違っているのは停車してすぐに東京駅に向けて発車してしまうので、じっくりゆっくりと写真を撮ったりするのは難しい、というところでしょうか。とはいえ、次から次へと新幹線がやってくるのでシャッターチャンスは何回もあるはず。さて、どんな新幹線が見られるかな?
E4系「MAXとき」
まずは、最近息子くんが乗りもの図鑑で興味を示していた2階建て新幹線のE4系「MAXとき」。その昔、仕事で新潟に出張に行く際はよくお世話になりました。2階もいいけど、1階もなぜか落ち着いて好きだったりします。E4系は2020年度末には廃車となり運行が終了すると報道されていますね。2階建て新幹線、見たり乗ったりできるのもあとわずか・・・
E5系「はやぶさ」×E6系「こまち」の連結
ちびっこに大人気らしい「はやぶさ」と「こまち」の連結も見ることができました。上野で連結ではなく、連結した状態で到着しましたが、息子くんも「がっちゃんこきたー!!」と興奮しておりました。確かにかっこいい。ちょっとUSBメモリっぽいところありますよね?
わたしたちのいた上りホームにもはやぶさ×こまちの連結車がやってきました!連結部分もバッチリ見えますね!E5系(およびH5系)はやぶさとE6系こまちは17両編成で運行しているので、連結部分を間近で見たいときは9両目から10両目あたりで待っているのがよいようです!
E7系「かがやき」
そして、一度は乗りたい北陸新幹線E7系「かがやき」。これで金沢まで行きたい。ブルーの車体があざやかで見とれてしまいますね。
E3系「つばさ」
これは別の日になりますが、E3系の山形新幹線「つばさ」もやってきました。山形の県鳥であるオシドリをモチーフとした紫のカラーリングがカッコいいですね。どことなく歌舞伎の隈取みたい。
E2系「やまびこ」×E3系「つばさ」の連結
E3系「つばさ」とE2系の連結仕様の車両がやってきました!これまたカッコいい!
連結部分もバッチリ。
最後は連結したはやぶさ-こまちと連結していない丸鼻のはやぶさを撮影しておしまい。30分もホームに入ればJR東日本の新幹線は全種類見られるのではないでしょうか。いやー、大満足。
新幹線がたくさん見られる上野駅
上野駅の新幹線ホームで新幹線を見てきました。入場券を買って電車を見に行くのは一度やってみたかったのですが、上野駅に行ってよかったです。東京駅より人は少なめで、次から次へとやってくる新幹線。
新幹線ホームは地下にあるので雨の日でも濡れないし、雨の日のお出かけスポットにしてみてもいいかもしれません。真夏のめちゃ暑い日もクーラーが効いていて快適な新幹線ウォッチングが楽しめます。
また、運が良ければ在来線ホームで珍しい特別列車に出会えるかもしれないですしね。電車好きのお子さんがいらっしゃる方にはぜひぜひおすすめしたいスポットです。